血圧の数値が低い女性が特に若い世代で増えています。ダイエットなどでしっかり食事を取らないために血圧が低くなりやすくなり低血圧と診断されますが、そもそも血圧が低いと体にどんな影響を及ぼすのでしょうか?
高血圧は健康に悪いですが、血圧が低くても病気として扱われないことが多いですので、病院に行くことも少ないかもしれません。しかし、低血圧ですと毎日の朝起きるのがつらく、めまい、動悸、息切れなど起きやすくなりますから、決して見過ごすことは出来ません。
また低血圧は自律神経失調症、冷え性など体質に関係していることもありますので気をつけなければなりません。
それでは低血圧の症状と低血圧を改善する食べ物と対処法を紹介します。
女性は低血圧になりやすい体質
血圧が低い数値ですと、病気と心配されるかもしれませんが、遺伝や体質的に低いことも多くあります。
特に20代・30代の女性はダイエットが原因で食が細く痩せ形で、冷え性、ストレスが溜まりやすい方は、自律神経のバランスが崩れて血圧が低くなります。
症状が改善されないようでしたら、病院に相談しましょう。
低血圧の症状
血圧が低くなると全身に血液と酸素を行き渡りにくくなり、体の不調の原因となります。血液が不足し低血圧となると、どのような症状になり起きるのかは、こちらを参考になさってください。
低血圧を改善する食べ物
低血圧の人が不足している栄養素はタンパク質、ビタミン、ミネラルです。
タンパク質は筋肉や内臓の元なる材料になります。ビタミンは代謝を促進する酵素の材料となります。ミネラルは骨とつくる材料になります。
低血圧に必要な3つの栄養素すべてたくさん含まれている食べ物は、こちらの3つです。
納豆
レバー
貝類
水分を取れば血圧が上がる
水分をしっかり取ることで血液の量が増えます。血液の量が増えると自然に血圧が上がりますので、水分補給はたいせつですから忘れないようにしましょう。特に睡眠中に汗をかいて水分が失われますので、朝起きたら水を飲む習慣を身につけましょう。
ただし取りすぎには気をつけましょう。むくみやすい方でしたら、無理に水分を取ろうとしないで、運動やマッサージでむくみを改善しながら、水分を取る量を調節しましょう。
筋力をつけて低血圧を改善
筋力が低下しますと血液を送る機能も低下しますので低血圧を招きやすくなります。筋肉が少ないと末端まで血液が行き届かなくなりますので、低血圧は冷え性も引き起こします。
筋力アップのために日常生活に運動を取り入れましょう。下半身を鍛えれば血流が良くなり効果がありますので、ウォーキング、自宅でしたらスクワットを続けましょう。
運動では水分が失われますので、積極的な水分補給を忘れないようにしましょう。
低血圧を改善するには食事や運動がたいせつですが、ストレスにならないよう自分ができることから始めてください。低血圧の方は真面目な性格が多いという研究結果があります。ストレスは低血圧の症状を悪化させてしまいます。
あせらず、ゆっくり自分のできるペースで改善していきましょう。