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スーパーやコンビニで食べるものを購入するとき、ラベルを見て消費期限や賞味期限をチェックしますか?

安全のためにチェックする方が多いと思いますが、表示が消費期限か賞味期限のどちらなのか、このふたつの違いは何なのだろうかと疑問に思いました。それと期限が過ぎたら食べてはいけないのかも、すごく気になりましたので、消費期限や賞味期限と違いについて調べてみましたが、今まで知らなかったことがたくさんありました。

それでは消費期限と賞味期限の違い、期限切れの食品は食べられるのかについて説明します。

消費期限について

消費期限で定められる食品は、お弁当、サンドウィッチ、おりぎりなど5日未満の生鮮食品です。

いわゆる生モノですので、「期限を過ぎたら食べるのは危険で、食べた場合は安全性を保証しない」という、賞味期限と比較すると厳しい内容となっています。

賞味期限について

賞味期限とは、加工食品が賞味期限内であれば、おいしく食べられることを保証した期限です。

わかりやすく説明しますと、開封せずに表示に記載された保存方法で保存した場合なら、おいしく食べられる期間を保証するということです。

もし期限が過ぎてしまっても、品質は落ちておいしくないかもしれないけど、食べられなくはないということになります。

卵を例に見てみましょう。

賞味期限 卵

卵は賞味期限が切れても1ヶ月以内なら大丈夫とされています。卵は日にちが経つに連れてサルモネラ菌などの菌が増えてくるのですが、加熱すれば菌を死滅させることができます。賞味期限切れの卵でも加熱すれば安心して食べられることができます。

また卵はしっかりと殻に包まれて無菌状態で保たれていますので、殻を割ったりヒビが入っていなければ腐りませんので食べることができます。安全のためには賞味期限を過ぎたら加熱したほうがいいですが、1ヶ月くらい過ぎても問題はありません。

ただし半熟状態ですと菌を殺菌できず生き残る可能性がありますので、賞味期限が1ヶ月以上過ぎた卵はしっかり加熱をしましょう。

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以上のように、賞味期限はおいしく食べられる期間ですので、いつまで食べられるかは消費者の判断となります。ですので多少賞味期限が過ぎたとしても安全性は問題ありませんが、表記されている正しい保存法で保存しておくことが条件となりますので、お気をつけください。

消費期限と賞味期限の違いについて説明しました。同じようなことだと思っていましたが、内容がかなり違いました。

最後にまとめますと

消費期限は安全に食べられる保証期間

賞味期限はおいしく食べられる保証期間

となります。

消費期限と賞味期限の違いを正しく理解して、ムダなく食品を活用したいですね。