玉ねぎは年間を通じてスーパーに並んでいますが、時期によって特に春になりますと新玉ねぎを見掛けるようになります。
新玉ねぎと言いますから、新鮮で甘くておいしい印象を持ってしまうのですが、実際にふつうの玉ねぎとはなにが違うのか、疑問に思ったことはありませんか?
そこで新玉ねぎと玉ねぎの違いを調べてみたのですが、いままで知らなかったことが多くわかりました。
それでは新玉ねぎと玉ねぎの違い、それぞれのおいしい食べ方などを紹介します。
新玉ねぎと玉ねぎの見分け方
それぞれの特徴をわかりましたら、スーパーに並んだ玉ねぎを見分けられるようになります。
新玉ねぎは収穫してからすぐ出荷しますので、大きさはふつうの玉ねぎとくらべるとやや小ぶりです。皮も薄いため全体に色が白っぽくなります。
ふつうの玉ねぎの大きさは大ぶりで、皮がしっかりと厚く堅さがあります。
玉ねぎはスーパーに並ぶ前に1ヶ月ほど乾燥させてから出荷となります。見た目は新玉ねぎほどのみずみずしさがなく、乾燥した感じがわかります。
新玉ねぎの選び方
せっかくの旬の新玉ねぎですから、おいしく料理できるものを選びたいですよね?新玉ねぎを選ぶ方にはそれぞれポイントがあります。
新玉ねぎは収穫して間もないので傷があると腐りやすいため、傷がないかよく見ましょう。
堅さは柔らかすぎないもので、全体的に弾力があり、重さがずっしりと感じられる新玉ねぎですと、日持ちしますし、みずみずしくシャキッとした食感が美味しいものを選べます。
新玉ねぎの保存に適した場所
新玉ねぎはふつうの玉ねぎよりも傷みが早いですので、保存場所に注意しなくてはなりません。
場所は冷暗で密集していない風通しのよいところに保存します。新玉ねぎ一つ一つを新聞紙に包んで保存すれば、新鮮な状態をより長く期間に保つことができます。
ただし冷蔵庫は厳禁です。冷蔵庫は低温を保ちますが、湿度が高く空気の逃げ場が少ないので、新玉ねぎの保存場所には適しません。
新玉ねぎと玉ねぎのおいしい食べ方
新玉ねぎ
新玉ねぎは水分を多く含み、みずみずしく甘みがあります。その特徴を活かすのが、スライスしてサラダで生の玉ねぎを食べることです。
トマトと合わせるとさらにおいしさが引き立ちますし、味わい深くしたいならかつお節を乗せるとおいしいですよ。シャキシャキッとした食感に、お口いっぱいに広がる甘さがたまりません!
玉ねぎ
ふつうの玉ねぎは水分が少なく辛みがありますので、じっくり火で煮込んだ料理が合います。おふくろの定番である「肉じゃが」はもちろん、カレーにも欠かせません。
日本人が大好きな料理のおいしさを引き立てているのが玉ねぎということが、わかりますね。
新玉ねぎとふつうの玉ねぎには、それぞれ特徴があります。特徴を上手く活かせば、美味しいお料理ができあがります。
新玉ねぎとふつうの玉ねぎを活かした美味しいお料理を食卓に並べてくださいね。