唐辛子

ピリ辛とした料理だと食が進みますし、おいしく食べられますよね。そんなお料理にピリ辛としたアクセントを与えてくれるのが唐辛子です。わが家の食卓にも麻婆豆腐やペペロンチーノなどで大活躍してくれます。辛いものが大好きな方でしたら、唐辛子はお料理に欠かせない食材ですね。

そんなありがたい唐辛子なのですが、食べ過ぎるとお腹が痛くなることもあるそうですし、唐辛子に含まれる成分には毒になるものがあるって知っていましたか?

そこで今回は唐辛子を食べ過ぎるとお腹が痛くなるのか、さらに唐辛子の効能について紹介します。

唐辛子を食べ過ぎるとお腹が痛くなる原因

お腹痛い

唐辛子にはカプサイシンという成分が含まれています。このカプサイシンには致死量があり、カプサイシンを多く含むキムチは輸入しないヨーロッパの国もあります。

これを見て「唐辛子は危険な食材なの?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。カプサイシンは唐辛子1g当たり約3mgしか含まれおらず、致死量分を摂取するには唐辛子1kg食べなければ行けません。

食材の中には少なからず致死量というものがあり、どんなに健康に良いものであったとしても、食べ過ぎると健康を害することは常識ですので、食べ過ぎない限りは心配することはありません。

唐辛子を食べ過ぎるとお腹が痛くなるのも、唐辛子そのものではなく、食べ過ぎることが原因です唐辛子を食べ過ぎることで胃への刺激が強くなり、胃酸分泌量が多くなるため胃痛を引き起こします。

ただし、0.1グラムほどの少量の唐辛子では、胃にとって程よい刺激となり、逆に胃酸分泌を抑える効果があります。

このように食べ方によって毒にも薬にもなりますので、毒になるような食べ方は避けるよう心掛けましょう。

唐辛子の効能

唐辛子

先程説明したカプサイシンには脳を刺激しアドレナリンなどホルモンの分泌を促進します。

アドレナリンは脂肪を分解、活性化し、燃焼するのでダイエットに高い効果をもたらします。さらに血行促進し代謝を活発にさせますので、老廃物の排出するなどアンチエイジングや生活習慣予防にも効果を発揮してくれます。

他にも豊富なビタミン群やカリウム鉄分など栄養素を含んでいます。先に説明しましたように、食べ過ぎは言うまでもなく禁物ですが、少量でも栄養たっぷりですので、お料理のアクセントとして上手に使いましょう。

暑くなる季節にはピリッと辛い唐辛子のお料理はスタミナ増強に効果を発揮しますし、夏バテ解消にはぴったりですから、おいしいお料理をつくってあげてください。