三千院 あじさい

京都には由緒深き寺院が今なお多数ありますが、「京都大原三千院♪」の歌でも有名な三千院は、お庭を覆う苔や紅葉が「東洋の宝石」と称され、日本の四季折々の美しい自然を楽しめる、京都で世界に誇る天台宗の寺院です。

三千院では初夏の訪れとともにあじさい苑には約3000株のあじさいが色とりどりの美しい花々を咲かせ、境内の雰囲気と合わさり、京都一のあじさい景色が見られるということで、あじさいの季節には多くの見物客が訪れます。

それでは三千院のあじさいの見ごろ開花状況、アクセスと駐車場情報を紹介します。

三千院あじさいの見ごろ開花状況

三千院のあじさいは早咲きの品種は5月下旬頃から咲き始め、例年ですと6月中旬から7月上旬が見ごろを迎えます。星紫陽花や小紫陽花の見ごろ時期は6月中旬で、その他のあじさいは7月上旬までが見ごろとなります。

あじさいの開花と法要に合わせて三千院あじさい祭が毎年6月中旬~7月上旬に開催されます。昨年2015年は6月16日~7月15日に開催されました。

今年2016年は6月19日(日)~7月18日(月)の開催が予想されます。

三千院あじさいの見どころ楽しみ方

三千院 あじさい

三千院のあじさいは境内にある金色不動堂に向かう参道脇の紫陽花苑に、幻のあじさい「小紫陽花」や珍種の「星紫陽」など3000株以上の色とりどりで彩やかなあじさいが、初夏の訪れを喜ぶかのように美しい花々が咲き誇ります。

山霧が発生しやすい大原に咲くあじさいが霧に霞み美しい花を咲かせている光景は幻想的で、霧が優しくあじさいと観る人の心を包み込むように、心静かに穏やかな世界を醸し出します。

三千院 あじさい

初夏の暑さが顔を出した三千院に、涼しげな青紫のあじさいが涼気を運び、苔と青もみじが美しい有清園には心地よい風を浴び、心地よいひとときを存分に味わえるでしょう。

大輪の花を咲かせる華やかなあじさいは美しいですが、夜空に瞬く星のように小さな花を咲かせる星紫陽花も心を和ませてくれます。

三千院 星紫陽花

三千院 アクセス 駐車場

電車 バス

京都駅から17系統「大原」行きバス乗車「大原」下車 徒歩10分
京都市営地下鉄・国際会館駅から17系統「大原・小出石」行きバス乗車「大原」下車 徒歩10分

名神高速・京都東IC 国道161号線・湖西道路経由 真野ICから約22分

駐車場

三千院には専用駐車場はありませんので、周辺駐車場を利用します。1km以内に多数駐車場があります。

三千院付近駐車場

出典 http://kyoto-ohara-kankouhosyoukai.net/wp-content/uploads/2014/09/%E9%A7%90%E8%BB%8A%E5%A0%B4MAP%E4%BF%AE%E6%AD%A3.png
三千院 あじさい

あじさいは初夏の梅雨の季節に咲きますが、雨の中での三千院のあじさいは格別な美しい光景となります。雨に濡れたあじさいは色彩やかに咲き誇り、苔の絨毯もしっとり濡れてより色濃く苔光りして、名画を切り取ったような美しい光景が目の前に広がります。

あじさいの季節に三千院を訪れて、美しいあじさいをお楽しみください。