岐阜県山県市の三光寺は350年以上の歴史を持つ風光明媚な真言宗の古刹で、「あじさいの山寺」として地元の人から愛され続ける、あじさいの名所です。
毎年6月の中旬になりますと境内には約8000株ものあじさいが色彩やかに美しい花々を咲かせ、その光景は「東海一の山あじさい」と言われるほどの絶景を楽しむことができます。
それでは三光寺のあじさいの見どころ開花状況、本光寺までのアクセスと駐車場情報を紹介します。
三光寺あじさい見ごろ開花状況
三光寺のあじさいは5月末から6月初旬に開花し、6月上旬から中旬にかけて8分咲きから満開となり、6月下旬から7月初旬までが見ごろとなります。
あじさいの見ごろに合わせて「あじさい祭り」が開催されます。祭り期間中は、あじさいの苗や500円にてあじさい饅頭と抹茶の販売、絵はがきの提供が行われ、あじさい観賞に楽しみを添えます。
三光寺あじさい見どころ楽しみ方
境内には日本古来の山あじさいを中心に140品種9千株のあじさいが咲く6月になりますと、三光寺は美しいあじさいに包まれます。
山門へと続く石段の脇には山あじさいが咲き続きます。
花の中央ではなく周囲に大きな花をつける可憐な山あじさいですが、爽やかな青紫白の色合いが涼しげ風を誘うようです。
山門をくぐると本堂が目に入り、あじさいの苗を販売するお店もあります。
三光寺に咲くあじさいは品種が多く、なかには「シチダンカ」「清澄沢」「クレナイ」など、なかには目にすることが珍しいあじさいに触れることができます。
爽やか青紫白色のあじさいの他にも、色とりどりのあじさいがたくさんあり、ピンクのアナベラは初夏の陽気に華やかな雰囲気を醸し出します。
三光寺はゆっくり散策しても1時間程度ですので、広さはさほど亡く、派手さもない質素な雰囲気が落ちる自然豊かな環境ですので、のんびりとあじさいを楽しんで心癒されることでしょう。
三光寺 アクセス 駐車場
車
東海北陸自動車道・美濃IC 15分
東海環状自動車道・関広見IC 20分
電車 バス
名鉄・新岐阜駅から岐阜バス・岐北線に乗車「富永駅」下車 徒歩5分
駐車場
収容台数30の駐車場があります。駐車料金は無料ですが護摩木をもらい、それに願い事を書いて本堂に1本300円で奉納する形となります。
岐阜市の北の奥まったところにある山県市の三光寺は、今なお豊かな自然が残る風光明媚な地です。厳かな山寺ならではの佇まいの中に美しく咲き誇るあじさいは、他では観られない美し光景が広がります。
あじさいは梅雨の季節に咲きますので、雨に濡れ水滴が残るあじさいは色合いがさらに彩やかな姿を楽しむことができます。
その時々で美しいあじさいの姿を見せてくれますので、存分にお楽しみください。