日光東照宮

日光東照宮の例大祭は毎年5月に行われ400年の長き歴史を誇ります。日本で10番目に世界遺産に登録された日光東照宮は世界にもその名が広まり、例大祭にも県内外から多くの観光客はもちろん、海外からの観光客もたくさん訪れお祭りをさらにに盛り上げます。

今回は日光東照宮例大祭の2016年の日程と見どころ、日光東照宮へのアクセス方法や駐車場、混雑状況を紹介します。

日光東照宮 例大祭2016年日程

・開催日 開祭時間
5月17日(火):10時開始
5月18日(水):11時開始

日光東照宮 例大祭の見どころ楽しみ方

神事流鏑馬(しんじやぶさめ)

神事流鏑馬

例大祭の初日に行われる「神事流鏑馬」は走っている馬上から的を射る武士の伝統行事です。流鏑馬が始まったのは平安時代後期で鎌倉時代になると武士の訓練として盛んに行われ、消滅時期がありましたが、江戸時代に入り8代将軍徳川吉宗によって復活され、現在でも全国各地の神社で「流鏑馬神事」が奉納されます。

例大祭での流鏑馬は10人以上の射手による騎乗を間近に観ることができ、その迫力に目を奪われ驚かれることでしょう。

弓を引絞り騎乗の射手が近づくと観客席に近づくとまわりは緊張感がほとばしり、的に見事命中しますと、大きなどよめきが観客席から起こり、的の裏側に仕込まれた紙吹雪が舞い上がり、さらに盛りたてます。

百物揃千人武者行列(ひゃくものぞろいせんにんむしゃぎょうれつ)

百物揃千人武者行列

例大祭の最大行事が百物揃千人武者行列です。

戦国時代や江戸時代の武士が生きていた時代にタイムトリップしたかのような鎧武者や神輿を担ぎ練り歩きます。この行列の総勢は1200人にも及び、日光東照宮に祀られている徳川家康公が亡くなり日光入りした行列を当時のままに再現しています。

表参道の両側には観客で埋め尽くされ、行列が厳かに進み時間が流れていきます。金色の鎧兜が日光の光を受けて、さらに光り輝く姿は観客の目を釘付けにします。

神輿の重さは1200キロで担ぎ手肩に食い込む御輿の重さに耐えながら55人で担ぎ静かに行進します。

百物揃千人武者行列

豪華かつ厳かな行列はまさに日光東照宮だからこそ体験できる特別な時間です。

日光東照宮 アクセス 駐車場

電車

JR日光駅からバスで『西参道』まで約10分
『西参道』から東照宮まで徒歩約10

日光宇都宮道路・日光ICから約2分

駐車場

日光東照宮周辺に駐車場は5つあります

東照宮大駐車場

西参道第1駐車場

西参道第2・第3駐車場

二荒山大駐車場

日光山輪王寺第2駐車場

日光東照宮例大祭の混雑状況

例大祭の期間中は東照宮周辺は大変混み合い、渋滞します。駐車場も早い時間帯に満車となり入庫までの待ち時間が長くなってしまいますので、車で移動するなら例大祭の開始時間までに到着するか、東照宮から離れた場所にある駐車場に駐めることをおすすめします。

世界遺産の日光東照宮での例大祭では、今まで体験したことがない厳かで絢爛豪華な祝祭が行われます。開催日の両日とも平日ですが、足を運ぶ価値はまちがいなくありますので、ぜひ日光までお立寄りください。