目薬 こども

こどもに目薬を差そうとしても嫌がってしまいますから、なかなか上手にできないですよね。こどもは薬とはいえ異物が体の中に入ってくることをとても怖がりますし、それもまともに目に入ってしまうものでしたら、なおさらです。

そんなお子さんでも怖がらずに目薬を上手に差せるようになるコツを紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

目薬を落とす位置はなるべく低く

お子さんの目薬を差すとき、大人と同じ感覚で差していませんか?自分の感覚はわかりづらいですが、目薬は真上から少し高めから差してしまいがちになります。こどもにとって目薬は未知の液体ですので恐怖を感じるのは当然です。それも高いところにあると、目薬が目に当たる感覚をとても嫌がります。

そうならないために、低い位置で目の真上からではなく目尻の横から目薬を差しましょう。目頭からですと涙腺に点眼した目薬が流れやすくなり喉に落ちやすくなりますので、こどもにとって不快な状態になります。

目薬を差すときの姿勢は座った状態よりも寝た状態が点眼しやすいです。

目を無理やり開けさせない

目薬は大きく目を見開いて瞳に点眼するイメージがあるかもしれませんが、小さいこどもにとってそれは難しいです。無理やり目を開けさせなくても、目をつぶったままの状態で目薬を2,3滴点眼してから、ゆっくりと目を開けさせることでも目薬の効用はあります。

目をつぶっているときに目薬を差すときは、目薬を差す瞬間が見えないので、驚かせないために「これから差すよ」と一声掛けて上げましょう。

寝ているときに目薬

熟睡しているとき起こさないよう静かに、目の下を「あっかんべー」させて目薬を数滴点眼します。これでしたら嫌がることなく目薬を差すことが出来ます。ただし眠りが浅いときは驚いて起きてしまいますから、熟睡している時を見計らってやりましょう。

目薬を差そうとして泣いてしまったら?

もし目薬を差そうとして泣いてしまったら、泣いている最中の点眼は止めておきましょう。涙で目薬が流されてしまい効用がありませんので、泣き止んでからにしましょう。

赤ちゃん ほめる

こどもは慣れないものに対しては大きな恐怖を感じます。特に目薬のように自分の体に入ってくる経験が少ないうちは、さらに恐怖を感じやすくなります。こどもはとても敏感ですので、お母さんがお子さんを怖がらせないよう、やさしく目薬を差して上げること続ければ、自然と慣れていきます。

目薬を上手く差すことが出来たら「よくできたね!」など言葉を掛け抱っこするなどして、たくさん褒めてあげてください。