新学期を迎えますと学年クラスが変わって、アイロンで付けた名前シールにワッペンやゼッケンを剥がして張り替えなければいけなくなるので、お母さんのやることが増えますね。
いざアイロンシールを剥がそうとしても意外と粘着力が強く、上手にきれいに剥がれなくて、のりも残ってしまったなんてことになったら、さらに手間が掛かってしまうことになります。
そこで、忙しいお母さんのために、アイロンシールをきれいに剥がす方法を紹介します。
アイロンシールをきれいに剥がす方法
アイロンシールは接着力があって、洗濯しても剥がれ落ちにくいので、ワッペンやゼッケンとしてとても便利ですし、名前シールとしてもたいへん重宝します。
でも、アイロンシールはいちど取り付けると、きれいに剥がすのがかなりむずかしいです。力まかせに剥がそうとしてしまうと、服にのりが残ってしまいますし、生地を傷つけることになってしまいます。
私が色々ためして、きれいに剥がせるようになった方法を2つ紹介します。
ドライヤーで温めてから剥がす
剥がす前にドライヤーで温めます。アイロンシールなどアイロンでくっつけるタイプは、再度熱を与えることで剥がれやすくなります。
やり方は、剥がしたいシールにドライヤーの温風を当てて温めてから、ゆっくり剥がすときれいに剥がせます。
アイロンを使って剥がす
アイロンの熱は高温ですし、大量に張り替える必要があるときに時間短縮となります。
1.剥がしたいシールの上に当て布をして、中~高温の温度設定でアイロンをシールの端から当てます
2.アイロンを当てた部分が、冷める前にゆっくり剥がします
剥がすときシールは熱くなってますので、ピンセットや安全ピンを使うと安全に剥がせます。
一度アイロンを掛けても剥がれないときは、くり返すときれいに剥がせるようになります。
ワッペンの剥がし方
ワッペンはのり付けした部分が広く、のりも強いので剥がれにくいです。剥がれやすくするためにスチームを掛けながらアイロンを掛ければ、剥がれやすくなります。
アイロンの先の尖った部分をワッペンの端に当てると、剥がしやすくなるので、やってみてください。
のりが残ってしまった場合にきれいにするには?
ワッペンやゼッケンののりが生地に残ってしまった場合は、残ったのりの上から当て布をしてアイロンを掛けます。アイロンの熱でのりがきれいに取れます。アイロンが乗りにくい場合は、スチームを使ってください。
スチーム機能がないアイロンでしたら、ぬれタオルを当てればスチームの代わりになります。
アイロンでも取れないのりは、消毒用エタノールの出番になります。
エタノールを綿棒にしみ込ませ、のりの部分につけてこすると、簡単にのりが取れていきます。
きれいな剥がす方法を紹介しましたが、アイロンでつけたのりは、アイロンで取れるようになると覚えておいてください。
かんたんにきれいにのりを剥がせますので、ぜひやってみてください。