IHクッキングヒーター

IHクッキングヒーターを新調したときはあんなにきれいだったのに、揚げ物や強火で使ったときに焦げ付いてしまい、いつのまにか汚れが取れなくなってしまった。そんな悩みをお持ちの方がたくさんいらっしゃるでしょうし、焦げ付きや汚れをそのままにしておくとますますひどくなり落ちにくくなりますから、見た目だって悪くなりますので、きれいにしたいですよね?

そこで今回はIHクッキングヒーターの焦げ付きを落としてきれいにする方法と、焦げ付きを防止する方法を紹介します。

焦げ付きの原因

IHクッキングヒーターの焦げ付きの原因はIHの構造にあります。IHは天部内部に設置された電磁コイルで加熱しますが、この構造だと鍋底部分だけ集中して加熱するので焦げやすくなってしまいます。特に高温で使用する頻度が多いとさらに焦げ付きがひどくなります。

その他にも鍋底が汚れたままでIHに鍋を乗せたり、調理しているときの吹きこぼれや、揚げ物で油の飛び散りなどが原因となり、これらの汚れを放置した状態で使用すると焦げ付きがひどくなり頑固な汚れとなってしまいます。

焦げ付きを落としてきれいにする方法

IHクッキングヒーターの焦げ付きの落とし方は以下の方法があります。

クリームクレンザーとラップ

クリームクレンザーの研磨剤が焦げ付きを落とします。スポンジだとクリームクレンザーを吸い取ってしまい研磨剤の効果が弱まってしまいますので、ラップを使います。

クリームクレンザーとラップの使い方

1.焦げ付いた部分にクリームクレンザーを浸ける
2.丸めたラップでこする
3.固く絞ったキッチンタオルで汚れを拭き取る

IH ラップ

重曹とアルミホイル

重曹をペースト状にしてより焦げ付きを落とす効果を高めます。

重曹とアルミホイルの使い方

1.重曹2:水1の割合で混ぜペーストを作る
2.焦げ付いた部分に重曹ペーストを塗り30分程度ラップを被せておく
3.丸めたラップでこする
4.固く絞ったキッチンタオルで汚れを拭き取る

IH 重曹

重曹ペーストは水を混ぜる量とスピードでペーストの状態が変わりますので、量をきちんと量ってゆっくり混ぜるのがコツです。

頑固な焦げ付きや汚れは重曹ペーストを半日以上浸けておくと、きれいに拭き取れるようになります。

仕上げの拭き取りは重曹ペーストが細かいので、IHの隙間に入らないよう気をつけて拭き取りましょう。

IHの焦げ付きを防止する方法

IH 焼き焦げ防止マット

IHクッキングヒーターの焦げ付きを防止するには焼き焦げ防止マットを使うことをおすすめします。マットの種類はガラス製マットは最も耐久性が強く、汚れもかんたんにきれいに洗えて、焦げ付きを防止します。

使用上の注意として、温度検知機能が低下し発火の恐れがある警告もありますので、調理中はキッチンから離れないようにしましょう。

焦げ付きや汚れは軽いうちに早めに掃除するのが最も効果的ですので、今回紹介した焦げ付きを落とす方法を使って、きれいにしてくださいね。