鳥川ホタルの里

愛知県岡崎市東部にある鳥川町は環境省が選定する「平成の水百選」に選ばれた「鳥川(とっかわ)ホタルの里湧水群」があります。緑豊かで清流が流れる美しい自然の中で生息するホタルが5月の末頃から6月下旬頃までにかけて、鳥川ホタルの里で美しい光りを放ち飛び舞います。

今では貴重になった天然のホタルを数多く観られるホタル観賞の名所として知られ、美しいホタルを一目見るために、県内外から多くの見物客を訪れます。

それでは鳥川ホタルの里の見ごろと見どころ、鳥川ホタルの里へのアクセスと駐車場情報を紹介します。

鳥川ホタルの里 ほたるの見ごろ時間帯

鳥川ホタルは天然の自然棲息するゲンジボタルですので、その年の天候や環境によって変化しますが、例年は5月下旬~6月末頃まで最も活発に活動する見ごろとなります。

ピークは6月中旬なのですが、満月の後は活動が低下します。今年の満月は6月20日ですので、より多くのホタルを観賞したいのでしたら、20日より前に訪れることをおすすめします。

ホタルは日没前から活動しますが、最も活発に活動する時間帯は午後8時~9時ですので、美しい光りを放ち飛び舞うホタルをたくさん観られることができます。

鳥川ホタルの里の見どころ楽しみ方

ホタルの見ごろを迎えますと、川沿い2kmにわたり1000匹以上のホタルが美しい光り放ちながら飛び舞います。午後8時に近づきますと草むらや木の葉の陰から光りを灯しはじめ、暗さが増すに連れ元気に飛び舞うホタルが現れます。

鳥川ホタルの里

川面から高い場所で飛ぶホタルもたくさん見られ、空高く舞い上がるホタルを照らすかのように、空には星が瞬き、月が照らします。

ホタルは湿度の高い日に最も活発になりますので、雨上がりの日はさらに多くのホタルを観ることができます。ホタルの見ごろは梅雨時期ですので、雨上がりを狙って鳥川ホタルの里に訪れますと、ホタル観賞を存分に楽しむことができますよ。

鳥川ホタルの里 アクセス 駐車場

電車

名鉄・本宿駅からバスで「細光口」下車 徒歩5km
※駅からはタクシーを利用されることををおすすめします

東名高速道路・岡崎IC 国道1号線、国道473号経由 約30分
新東名高速道路・岡崎東IC 県道37号線、県道377号線経由 約15分

駐車場

鳥川ホタルの里入口付近にあり約50台駐車可能です。周辺の駐車場はこの場所以外ありませんので、ホタルの見ごろ時期では日没前の早い時間帯での駐車場の確保を強くおすすめします。

image

またホタルの見ごろ時期は帰路が大変混み合い渋滞します。迂回路が紹介されていますので、通常ルートが渋滞している場合は迂回路を利用してください。

鳥川ホタルの里はまさに自然豊かな日本の原風景です。なつかしさを感じながら美しく飛び舞うホタルを楽しむのは、とても貴重な体験となりますので、鳥川ホタルの里に訪れてみてはいかがですか?