ほたるは梅雨の季節になりますと飛び始めますが、めっきり姿を目にする機会はなくなってしまいましたが、今でも都会の真ん中で無数のほたるを楽しめる場所があります。
その場所は大阪京橋の太閤園です。太閤園は普段はお食事や宴会から結婚式が行える施設で、ほたるが活動する時期になりますと園内の日本庭園でゲンジボタルとヘイケボタルを鑑賞することができます。
それでは太閤園ほたる物語の日程と見どころ情報などを紹介します。
太閤園ほたる物語2016日程
開催日:5月22日(日)~6月30日(木)
※ほたるが活動し始める時期、気象条件によって変更の場合あり
太閤園ほたる物語の見どころ
日本庭園の入り口には石造の「仁王像」が守り神のように迎入れてくれます。赤塗りの橋を渡るとほたる観賞エリアです。ほたるが灯す光りをより美しく鑑賞するために、庭園内は暗闇に近い最低限の照明しか施していないので、園内で鑑賞するときは足元に十分気をつけてください。
池の畔に近づきますと、ゲンジボタルとヘイケボタルが暗闇の中を舞いながら美しい光りを放ちます。
ほたるは地上では約1週間の命しかありません。その短い命の間に次の命を繋ぐために繁殖行動をします。ほたるが光を放つのはメスを引き寄せるために求愛活動です。
儚い命と次世代へ命をつなぐために短い命を燃えつくさんとする、ほたるの姿を思うことで、ひと味違う鑑賞となるかもしれませんね。
ほたるの見ごろ
ほたるは日没ごろから活動しますが明るさが残るうちは光を放つほたるをきちんと鑑賞することはできません。最も活発に活動する時間帯は20時~22時ですので、その時間帯を狙いましょう。
太閤園ほたる物語 平日の入場料は無料
土日祝および繁忙期は太閤園の来館客で混雑しますので、ほたる観賞はディナービュッフェもしくは館内レストランの利用者のみとなりますが、平日のみ無料でほたる鑑賞ができます。
太閤園では選りすぐりのお食事を楽しむことができます。ほたる物語期間限定の特別ディナープランも用意されますので、美味しいディナーをじっくり味わってから、ゆっくりとほたる鑑賞を楽しむのも楽しいプランとなりますね。
太閤園 アクセス 駐車場
電車
JR東西線・大阪城北詰駅(3号出入口) 徒歩約1分
京阪京橋駅(片町口) 徒歩約7分
地下鉄長堀鶴見緑地線・京橋駅(2番出口) 徒歩約5分
車
阪神高速法円坂 一般道(上町筋)経由 7分
駐車場
104台 無料
太閤園ほたる物語期間中は、はたる鑑賞の他にも音楽と映像で構成された「フィーリングアーツ」や、屋台も多数出店され懐かしい縁日の雰囲気も楽しめますので、今では滅多に観られない美しいほたるが光り舞う姿ともに、都会のオアシスである太閤園でお楽しみください。