下田は日本の歴史が激動を時代を迎えるきっかけとなった場所です。ペリー率いる黒船来航した地であり、昭和9年から国際親善を目的として開催されたのが下田黒船祭です。今年2016年に77回目を迎え、今年も記念式典や各種イベントが執り行われ、多くの人々が静岡県の下田に訪れます。
今回は下田黒船祭の日程、見どころ、さらに祭りのメインとなる花火大会のスケジュール、アクセスや駐車場情報など、下田黒船祭を楽しむために知っておきたい情報をお届けします。
下田黒船祭2016年日程
5月21日(土):10時~21時
5月22日(日):10時~17時
下田黒船祭の見どころ
下田黒船祭の名物「記念パレード」では、海上自衛隊と米軍の共同でパレードが行われます。米軍音楽隊の演奏に合わせ海上自衛隊の隊員が加わり、ペリー提督や幕末の武士に扮した一行が凄然と行進する姿は、まるで幕末にタイムトリップしたかのような迫力を目の当たりにすることができます。
記念パレードのスケジュールは5月21日(土)・5月22日(日)の2日間の11時~12時です。
また日米和親条約締結の舞台となった了仙寺では、当時の様子を再現する「再現劇」が上映されますので、激動の幕末時代を体感できます。
再現劇のスケジュールは5月21日(土)は了仙寺で
5月22日(日)は下田文化会館で
いずれも12時30分~13時10分の40分間の上映となります。
下田黒船祭 花火大会
下田黒船祭のメインイベントとなる花火大会の開催日時は
5月20日(金)20時~20時45分
下田黒船祭の花火大会では、船上から花火が打ち上げられますので、港から花火を打ち上げる船を囲むように海岸線や丘の上など様々な場所から大迫力の花火を鑑賞できます。
花火大会クライマックスの「海上スターマイン」はドラム缶に花火を詰めた国内でも珍しい花火手法で、その豪華絢爛たる迫力ある花火が、花火マニアも絶賛する名物花火です。
下田黒船祭 アクセス 駐車場
電車・バス
伊豆急・下田駅 徒歩15分
伊豆急・下田駅から間戸が浜を下車 徒歩1分
車
東名高速厚木ICから小田原厚木道路・国道135号経由 約180分
東名高速沼津ICから国道136号・天城峠・国道414号・国道135号経由 約90分
駐車場
下田黒船祭開催中はたいへん混み合い渋滞しますので、会場周辺の駐車場は早い時間帯に満車となり、入庫までの待ち時間が長時間に及びます。
会場までは公共交通機関を利用しましょう。もしくはメイン会場まで徒歩で約20分の道の駅「開国下田みなと」駐車場は約200台の収容台数ですので、そちらの駐車場を利用することをおすすめします。
「開国下田みなと」駐車場は5月20日(金)の花火大会が開催される20時から21時まで進入禁止となりますので、20時までの駐車が必要となります。花火大会当日はたいへんな人出となり「開国下田みなと」駐車場も早い時間帯に満車となりますので、時間に余裕がない場合は公共交通機関を利用しましょう。
下田黒船祭のテーマは「幕末タイムスリップ」です。日米合同のイベントもあり、異国情緒あふれる懐かしい雰囲気も楽しめるのも醍醐味です。花火大会ともども幕末の時代情緒をお楽しみください。