博多の人々から『御櫛田さん』の愛称で親しまれている櫛田神社(くしだじんじゃ)では、毎年7月に恒例となる博多祇園山笠が行われます。正式名称は「櫛田祇園宮夏期例大祭」で、福岡では博多どんたくと並ぶ、700年を超える歴史がある博多の夏のビックイベントです。
それでは博多祇園山笠がどのようなお祭りなのか、2016年の日程と見どころや楽しみ方、屋台など気になる情報を紹介します。
博多祇園山笠2016日程
博多祇園山笠は毎年7月1日~15日の開催となります。
2016年7月1日(金)~15日(金)
博多祇園山笠の観客は300万人を超えます。これだけの人出は博多どんたくが200万人を超え、クライマックスの7月15日(金)の追い山笠は1日だけで100万人の観客が博多の街に集います。
博多祇園山笠の見どころや楽しみ方
博多祇園山笠と言えば山笠です。匠の職人による手作りで巨大な武将の飾りなどが色とりどりに装飾され、豪華絢爛な佇まいを目にすることができます。
山笠は舁き山(かきやま)と飾り山があり、飾り山の大きさは10メートルにも及びます。
飾り山笠は期間中福岡の14箇所で公開されますので、山笠の豪華絢爛でスケールある姿をお楽しみください。
追い山笠
博多祇園山笠の最大の見どころとなる追い山笠では、ふんどし姿の男衆が、勇ましく山笠を担いで博多の街を舁き回します。
7つの山笠が櫛田神社前に一斉に集い、清道(旗)を廻ったところで7つの山笠を代表して「祝い唄」を披露し、夜明けの博多市街へ勇ましく駆け出します。7つの山笠が5kmのコースをタイムを競い合い、博多の早朝の街に勇ましい「オイサーオイサ!」の声が響き渡ります。
博多祇園山笠の屋台情報
博多祇園山笠とともに博多名物の屋台を楽しむのも、より博多での楽しい一日を過ごすことができますよ。博多の中州付近には200軒以上の屋台が軒を並べます。
中州付近の屋台マップを紹介しますので、ラーメンなどのおいしい博多の美屋台の食べ物をお楽しみください。
博多祇園山笠 アクセス 駐車場
電車
福岡市営地下鉄・祇園 徒歩約10分
車
福岡都市高速・千代出入口 国道202号経由 5分
交通規制
博多祇園山笠期間中は、会場周辺において大規模な交通規制が実施されます。期間中は人出で混雑しますし、専用駐車場もなく渋滞も周辺道路で発生しますので、公共交通機関を利用しましょう。
博多祇園山笠の観客動員数は青森のねぶた祭を抑えて一位の日本一の動員数を誇ります。期間中の2週間は博多の街をお祭りムード一色となり熱気で盛り上がります。
そんな熱い博多での祇園山笠をぜひお楽しみください。