岩手県平泉で毎年ゴールデンウィーク期間中に行われる春の藤原まつり。奥州藤原氏の栄華を偲び様々な行事が開催され、春の東北随一のお祭りとなります。この藤原まつりの最大の見せ場となるのが三日目の東下り行列です。この行列では毎年義経公役に人気俳優やタレントが扮し、毎年だれが義経役になるのか話題となります。
それでは春の藤原まつりの日程やアクセス、駐車場情報を紹介します。
春の藤原まつり2016年日程
2016年の春の藤原まつりは5月1日(日)から5月5日(木)の5日間の開催となります。
藤原まつりは毎年春と秋の二回開催されます。
春の藤原まつりでは三日目の「源義経公東下り行列」に毎年16万人以上の見物客で沿道が人で埋め尽くされます。武士や山伏姿の弁慶や待女たちによる平安時代装束の約100人の行列が毛越寺から中尊寺の3kmに渡り2時間掛けて往復し、お祭りがクライマックスを迎え盛り上がります。
源義経公東下り行列のスケジュール
5月1日(日)稚児行列
5月2日(月)源義経公追善法要
5月3日(火)源義経公東下り行列
5月4日(水)中尊寺能・白山神社祭礼
5月5日(木)毛越寺延年の舞・弁慶力餅競技大会
5月3日(火)の東下り行列は13時30分に毛越寺を出発します。
中尊寺までの予定通過時間は以下の通りです
義経堂入口 14時25分頃
中尊寺下 14時40分頃
金色堂到着 15時頃
藤原まつり 源義経公東下り行列の見どころ
兄の源頼朝に疑いを掛けられ鎌倉から追われた義経一行と弁慶が、命からがら平泉に辿り着いたとき、藤原秀衡や平泉の民衆が暖かく出迎え歓喜した情景が披露され、平安絵巻を再現したきらびやかな時代装束を身にまとい、毛越寺から中尊寺を練り歩きます。
義経公役は毎年人気の若手俳優はタレントが扮しますが、2005年に大河ドラマ『義経』が放送された年には主演の滝沢秀明が藤原まつりでも源義経を扮し、過去最高の30万人近い観客が訪れ盛況を極めました。
2016年の義経役はだれが扮するのか、近々発表の予定ですので待ち遠しいですね。
2016年の義経公役は高杉真宙に決定しました
藤原まつり アクセス 駐車場
電車
JR東伯線・平泉駅を下車
▼毛越寺 徒歩約7分
▼中尊寺 徒歩約30分
バス
平泉駅から平泉町巡回バスるんるんに乗車 中尊寺まで約10分
車
東北自動車道・平泉前沢IC下車
▼毛越寺 約10分
▼中尊寺 約5分
駐車場
毛越寺と中尊寺には有料駐車場があります。合わせて収容台数約400台です。
藤まつり期間中は柳之御所資料館前に、収容台数約300台が臨時駐車場が設けられます。
中尊寺までは直通のシャトルバスがありますので、そちらを利用してください。
春の藤原まつりはゴールデンウィーク期間中に開催されますので、毎年とても渋滞します。
車での移動でしたら早朝の時間帯に、もしくは公共交通機関を利用しましょう。
平泉町の人口は約9000人ですが、春の藤原まつりには町の人口をはるかに超える人々が訪れます。
春の東北の一大イベントを今年のゴールデンウィークに体験してみてはいかがですか?