つわりが続くことは本当につらいですよね。吐き気が常に感じたり、嘔吐が続くのが普通となり、妊娠中に起きることとはいえ悩みつきません。
そんなつらいつわりを和らげることができる食べものがあります。その食べものは生姜です。生姜と言えば「体を温める冷えを改善する食べもの」というイメージがあるかもしれませんが、つわりにも妊娠中のお母さんの強い味方になります。
それでは妊娠中に生姜を食べるときに気をつけること、つわりを和らげる生姜の食べ方を紹介します。
生姜がつわりを和らげる理由
生姜はつわりの症状を根本的に抑えることはありませんが、吐き気に効果があります。
生姜に含まれるジンゲロールという成分が吐き気の原因となる神経伝達物質セロトニンの働きを弱め、つわりを和らげます。さらに生姜は胃腸を整える作用があり、つわりが原因による胃もたれや食欲不振を解消する働きがあります。
つわりを和らげるために食べる生姜の1日の量
吐き気を抑えるために1日1g生姜を食べるという研究結果があります。
しかし妊娠中の妊婦は妊婦は1日1g以上の生姜は食べるべきではないという警告があります。大量に生姜を食べると、流産の危険が高くなるとされていますので、食べ過ぎは危険ですのでくれぐれも注意しましょう。
つわりを和らげる生姜の食べ方
生姜には様々な食べ方がありますが、妊婦のお母さんにおすすめの生姜の食べ方、摂り方を紹介しますのでお試しください。
生姜をビタミンB6と一緒に食べる
生姜はビタミンB6を多く含んだ食べ物と一緒に食べると吐き気を抑える効果がより高まります。ビタミンB6を多く含んだ食べ物はにんにく、かつお、バナナ、アボカドなどです。生姜と一緒に料理する必要はありません。生姜を食べる食前か直後に食べるようにするだけでも効果があります。
生姜湯を飲む
生姜を最も手軽に摂れるのが生姜湯です。作り方は生姜をおろしたりスライスしてお湯を入れるだけで出来上がりますし、はちみつを加えますとさらに飲みやすくなります。
生姜は体を温める効果もあって、ジンゲロールという殺菌力が強い成分が含まれていますので、妊婦の大敵となる冷えや風邪にも効果を発揮する優れものですから、適量を守って生姜を食べてください。
はじめての妊娠はお母さんにとってすべてが今まで経験したことがないことですし、体の変化が絶えず起こりますから、なにかと不安になることでしょうね。でもそれは一過性のものであり、出産すればすべて終わります。
可愛い赤ちゃんに出会えるために、がんばって乗り越えましょう。