猫背

猫背は見た目もだらしなくなってしまいますし、健康にとても悪い影響を及ぼしますので、はやく対策を立てて猫背を改善したいのものです。

猫背を治した方が良いということはわかっているけれど、どうやって治せばいいのかわからない方のために、猫背にはどのようなタイプ別があるのか、そして猫背を自分で治す改善ストレッチを紹介します。

猫背のタイプはどのパターン?

猫背によくある姿勢タイプを紹介しますので、どのタイプの猫背なのかチェックしましょう。

猫背タイプ

一般的な猫背タイプは、顔が前に出ていて、横から見ると耳が肩のラインより前に出ています。

壁に背中とかかとを付けて立ってみて、背中が壁に当たっているのに頭が壁に当たらないなら、それが猫背タイプです。

反り腰タイプ

女性に多い猫背のタイプです。

壁にかかとをつけて立ち、腰の隙間に手を入れたときに、一枚分のスペースが理想ですが、2枚以上のスペースがあるのなら反り腰タイプです。

背骨まっすぐタイプ

背骨は本来S字カーブにきれいに描いている状態が理想なのですが、背骨がまっすぐ立ってしまうと腰が丸まってお尻が垂れてしまいます。

壁にかかとをつけて立ち腰の隙間に手が入らないなら、背骨まっすぐタイプです。

胸下がりタイプ

横から見ると、胸(ろっ骨)が後ろにズレているので身長も低くなってしまいます。

壁にかかとをつけて立ち背中を壁に当てても、おしりが当たらないなら胸下がりタイプです。

キャットストレッチ

キャットストレッチ

猫背を自分で治すのに効果的なのがキャットストレッチです。名前にありますように猫のポーズをします。一見簡単そうですが、猫背になっていると筋肉が凝り固まっているので、最初のうちはきついかもしれませんが、続けていけば筋肉がほぐれていき、猫背もきちんと改善されますので、身体が楽になっていきます。

キャットストレッチやり方

1.四つん這いになる
両手は肩の真下、膝は股関節の真下に来るようにします。腰を反りすぎると腰を痛めますし、背中を丸くするのは避けて、へそ下を意識してお腹を締め、お尻から頭のラインを一直線に描きます。

2.背骨を丸める
息を吐きながら背骨を丸めていきましょう。お尻は力を抜いて、足のスネを使って床を押すイメージで、尾骨を足の間からクルクル丸めるように向きを変えていきます。それに応じて背骨はスムーズに柔らかく丸まり、頭と首も力を抜けて床に向いていきます。

3.背中を反らす
息を吐きながら尾骨を頭から遠く離すように、背骨の1本の管を一つずつ伸ばしていきます。このときに肋骨が床下に落ちていかないよう気をつけましょう。

1→2→3をくり返します。

キャットストレッチの一連の動きがスムーズにできるようになると、「頭の先からお尻(尾骨)までの一体となり伸びていく感覚」を体験できますし、身体が気持ちよくなっていって、自然に猫背も治っていきます。

猫背をそのままにしておいてしまいますと、健康にも悪影響を及ぼす原因となります。今回紹介しましたキャットストレッチは自宅で手軽に出来ますし、心地よく猫背を治すことが出来る方法ですので、ぜひ体験してください。