手足の爪は健康のバロメーターとも言われています。体の異変が爪に現れますし、爪の状態は健康状態を知るために重要なチェックポイントとなりますので、爪のへこみも体の異常が原因かもしれません。
そこで今回は爪のへこみについて、くわしく説明します。
爪は健康のバロメーター
爪にへこみが出きたり、割れやすくなるのは、体の異常を表すシグナルになることがあります。爪はタンパク質が主成分となり、体内の栄養状態や血流や代謝の状態によって爪の生成に影響します。爪は体の末端に位置する部位なので、爪に変調を起きている状態は、栄養補給が十分行き届いていないことの証明となります。
指ごとのへこみによっても、原因が異なります
人差し指:皮膚トラブル
中指:排尿系のトラブル
薬指:目や、呼吸器系のトラブル
小指:神経系のトラブル
また爪の変色によって考えられる病気もあります
爪のへこみの原因
爪のへこみは、爪が生える前の段階で刺激があると凸凹とした爪が生えてきます。そして、くり返しますが栄養補給が十分行き届いていないと、爪がへこみを伴って生えてきます。
また皮膚の病気で爪の点状のへこみが出ることがあります。爪甲の点状の凹み自体は無害ですし、自然にへこみは消滅していきますが、いちどにたくさん発生した場合や、何度もくり返しへこみが出るようでしたら、皮膚科の専門医に受診するか相談しましょう。
クセが原因で爪がへこむ
栄養不足や皮膚の病気以外で爪がへこんでしまうのでしたら、それは普段の生活で爪を押すクセが原因の可能性が高いです。爪の根本の白い部分はこれから伸びる部分ですので、柔らかく変形しやすい性質になります。その部分を爪先などで押してしまうことが多いと、伸びてきたときには、へこんだ形なってしまいます。
クセが治れば自然とへこみもなくなるのですが、クセが治せないのでしたら、指先に絆創膏を貼ったり、指サックをするなどすれば、爪先を押すクセを矯正することが出来ます。
最後に
爪は女性にとって特にきれいに保っておきたいところですよね。爪がボロボロではせっかくのネイルアートも台無しになってしまいます。
健康な状態でしたら、爪もきれいに保てます。もしへこみが治らない状態が続くのでしたら、きちんと病院の診断を受けるなどして、原因を正しく突き止めることがたいせつです。
爪は意外と目に触れられるところです。たかが爪だと思わことはなく、日頃からしっかり状態をチェックして目を配りましょう。きれいな爪は清潔感がありますから、きれいに保てるようたいせつにしてください。