西郷どん

大河ドラマ『西郷どん』がスタートしましたが、初回をご覧になりましたか?

主人公・西郷隆盛を演じる鈴木亮平さんが本格的に登場するのは2回目以降ですが、私が楽しみにしたいポイントがあります。

日本を現代国家に気づいた礎をになった西郷隆盛がどのように成長していくのか、鈴木亮平さんが西郷隆盛を演じる中で俳優として演技の幅を広げていくということです。

大河ドラマは1年の長い期間でみられますから、鈴木亮平さんがどう変わっていくか、どんな俳優になっていくかとともに楽しみにしていきたいです。

鈴木亮平さんとともに楽しみにしているのは、西郷隆盛の盟友で明治時代以降は袂を分かつことになった大久保利通を演じる瑛太さんです。

瑛太さんは『篤姫』で大久保利通と同じ薩摩藩の藩士・小松帯刀(たてわき)を演じました。

生涯を通じて篤姫に忠誠を尽くした瑛太さんはすばらしかったです。

『篤姫』では先日岡田准一さんとの結婚を発表された宮崎あおいさんが演じましたが、『西郷どん』で篤姫を演じるのは北川景子さんです。

宮崎あおいさんとはまた色合いが違う、凜とした篤姫を北川景子さんがどう演じるのか、こちらも楽しみですね。

北川景子さんの篤姫は大奥でのシーンはより華やかになることが想像できますから、はやく登場シーンがあることを願います。

西郷どんの方言の鹿児島弁が難しいと話題に

西郷どん 原作

『西郷どん』の第1話はツイッターでも話題となりましたが、「方言がむずかしい」「鹿児島弁で話していると何を言っているのかわからない」「字幕がないとセリフを理解できない」

という感想が多かったです。

たしかに現在の鹿児島県の薩摩藩を舞台にしていますが、出演者の鹿児島弁のスキルが高いため、視聴者も方言を理解できなかった人が多かったようです。

『西郷どん』に出演している沢村一樹さんは鹿児島出身ですので、まさにネイティブの鹿児島弁をしゃべられますので、よりリアルに地元の方言を実感することが出来ましたので、私はおもしろかったです。

でもところどころセリフがわかりづらいところがありましたので、これからストーリーを理解するには字幕がないと厳しいと感じたりもしました。

わからなかった鹿児島弁を調べる方法がないかとおもったのですが、鹿児島弁に変換する翻訳サイトがあることがわかりました。

そこで今回は、『西郷どん』を理解してより楽しむために、共通語を鹿児島弁に翻訳する翻訳サイトを紹介します。

これでもう『西郷どん』でわからないセリフがあっても、だいじょうぶですので活用してください。

鹿児島弁に翻訳する翻訳サイト

鹿児島弁辞典 翻訳機能 – おんじょどいの小屋

恋する方言語

※漢字を使えるところは漢字を使うことでより正確に翻訳されます。

私も色んな言葉で鹿児島弁に変換してみたのですが、おもしろかったです。

文字だけでも独特なリズムが感じられましたし、薩摩藩の血を受け継ぐ鹿児島の男性の無骨だけど、強さと優しさを合わせ持った感情が伝わってくるようでした。

鹿児島弁は暗号に使われていた

西郷どん 鹿児島弁

『西郷どん』の視聴者のように鹿児島弁を難しく思うのは実は無理もないことだったんですよ。

江戸時代には隠密(スパイ)から守るために、薩摩藩のものしかわからない言葉を使っていたのです。

その名残から太平洋戦争では日本軍の重大機密事項の暗号に「早口の薩摩弁」が使われていたんですよ。

日本軍の暗号に使われたくらいですから、鹿児島弁を理解できなくても仕方ないですよね。

でも、『西郷どん』では鹿児島弁をより忠実に再現しているということですから、それだけリアルな西郷隆盛を描くということです。

ですのでNHKは視聴者におもねることはなく、このまま鹿児島弁を話す西郷隆盛を見続けたいです。