京都市内中心部から30分以上の西山の山奥にある善峯寺は、JR東海の「そうだ京都、行こう。」のキャンペーンに登場したことから多くの観光客が訪れるようになった、平安時代末期からの歴史を誇る由緒正しい寺院です。
桜と紅葉の名所としても有名ですが、初夏になりますとあじさいの花々が咲き乱れる、京都でも有数のあじさい名所としてもその名を知られ、あじさいが咲き誇る見ごろの時期には善峯寺一面にあじさいの絶景が広がります。
それでは善峯寺のあじさいの見どころ開花状況、アクセスと駐車場情報を紹介します。
善峯寺あじさい見ごろ開花状況
善峯寺のあじさいは5月下旬から6月初旬にかけて咲き始め、6月中旬から7月上旬に八分咲きから満開となり見ごろを迎えます。
善峯寺あじさい見どころ楽しみ方
善峰寺はあじさいの季節となる初夏を迎えますと約20種1万株の色彩やかなあじさいが美しく咲き誇ります。
善峰寺の山門からあじさい苑までは約10分で、石段が続く道のりに息が上がるかもしれませんが、視界が一気に広がり見渡す限り斜面に広がるあじさいの海を目にしたときには、疲れも吹き飛んでしまうほどの絶景が広がります。
あじさい苑のある善峯寺のエリアは眺望をよくするために、総事業費2000万円をかけ整備され、現在の姿となり、とても歩きやすい散策路なりましたので、ゆっくりと散策路の両脇に美しく咲き誇る色とりどりのあじさいを楽しむことができます。
善峯寺の境内は3万坪にも及び、あじさい苑から頂上を目指せば奥の院などがある、一周約1時間の回遊式庭園です。天気の良い日に見晴らしの良い高台からは、あじさいの季節ですとあじさい越しに京都市街を一望することができる絶景となります。
あじさいは雨や霧など水分に触れますと色合いがより彩やかになります。雨上がりで濡れてしっとりと、より美しさを増したあじさいが霧の中に浮かび上がる厳かで幻想的な風景は、善峯寺だからこそ観ることができる瞬間となります。
善峯寺 アクセス 駐車場
電車
JR京都線/阪急京都線・向日町駅から阪急バス66番「善峯寺」行き 「善峯寺」下車 徒歩8分
向日町駅からタクシーでは約20分、料金は約2000円です。
車
京都縦貫道・大原野IC 約15分
京都縦貫道・長岡京IC 約20分
駐車場
収容台数約150の参拝専用駐車場があります。駐車料金は普通車500円です。
善峯寺で美しいあじさいと見渡す限りの京都の街の美しい眺望を、初夏のひとときにお楽しみください。