高山祭は岐阜の小京都と言われる高山市で毎年春と秋の2回開催されます。
春の高山祭は日枝神社の祭礼として毎年4月14日・15日に開催され、京都の祇園祭、埼玉県の秩父夜祭とともに日本三大美祭と日本三大曳山祭の1つに称されています。
名称は春は「山王祭」、秋は「八幡祭」となり、春と秋とでは違う屋台(山車)が曳行されます。春に12基、秋に11基が曳き揃えられ豪華絢爛な屋台を観ることができます。
それでは春の高山祭の日程、みどころ、アクセス方法や駐車場情報をお届けします。
春の高山祭(山王祭)2016年日程
御巡幸(ごじゅんこう)
獅子舞、闘鶏楽、裃の装束をした警護役などが数百名の大行列となり御輿を担ぎ高山の街を巡ります。
日枝神社13時出発 御旅所16時頃到着
・4月15日(金)
御旅所12時30分出発 日枝神社16時頃到着
2015年の順路はこちらです
屋台曳き揃え
重要有形民俗文化財に指定された屋台12台が勢ぞろいし、そのうち8基が14日に神明町通りを、15日には本町1丁目とさんまち通りに曳き廻します。
御旅所前4台
神明町通り8台
時間:9時30分から16時
・4月15日(金)
御旅所前4台
本町一丁目2台
さんまち通り6台
時間:9時30分から16時
2015年の曳行順路はこちらです
からくり奉納
御旅所前でからくり人形のついた3台の屋台「三番叟」「龍神台」「石橋台」によるからくり奉納が披露されます。
からくり人形が熟練の綱方によって操られ、まるでいまそこに生きているかのように舞を披露する姿は、瞬きをするのが惜しいほど目が離せません。
御旅所前
時間:11時頃と15時頃
・4月15日(金)
御旅所前
時間:10時頃と14時頃
夜祭
昼間とは打って変わって屋台に100個もの提灯に灯りが点ると、高山の街は幻想的な雰囲気に包まれます。暗闇の中を提灯に灯りに点された屋台が高山の街を巡ります。
18時から
高山祭屋台からくり競演
2016年に高山市は市制施行80周年を迎え、この記念すべき年に『高山祭屋台からくり競演』が開催されます。
春の高山祭からは4基、秋の高山祭からは1基、春と秋の屋台が競演するプレミアムなイベントとなります。
場所:高山陣屋前
高山祭 アクセス 駐車場
日枝神社
JR高山駅より徒歩約15分
※祭り期間中は高山駅より臨時バスが運行されます
車
中部縦貫自動車道・高山IC下車 10分
中部縦貫自動車道・高山西IC下車 25分
駐車場
会場周辺には合わせて約1500台の有料駐駐車場があります。混雑状況に応じて臨時の有料駐車場も設けられます。
高山祭は会場周辺に掛けて毎年渋滞が発生します。渋滞は高鷲IC手前からはじまりますし、高山市内に行くため飛騨清見ICで降りても会場まで大渋滞となります。
高山市内の道路は道幅も狭く抜け道を探すのも難しいですし、交通規制も実施されますので早い時間帯の移動が必要となります。
午前中の早い時間帯に到着できるのでしたら、花岡駐車場(157台収容)の利用をおすすめします。
中心部は車と人でたいへん混み合い大渋滞となりますし、中心部の駐車場から満車となります。
花岡駐車場は駅前い通じる通りにありますが、観光客も比較的少ないので混雑を避けて駐車できます。
ただしそれも午前中の早い時間帯ですので、早めの行動する計画をお立てください。
春の高山祭では遅い春を迎える高山の街に桜の開花が重なる季節となります。
高山祭でしか観られない豪華絢爛の屋台と桜をいっしょに楽しめるのも醍醐味のひとつです。
春のひとときを高山でお過ごしになってはいかがですか?