神戸市立森林植物園は三宮から40分ほどの六甲の裏側にある、甲子園球場約36個分の広大な森に咲くあじさいが、初夏の訪れを告げるように約350品種5万株の色彩やかな美しい花々を咲かせます。
これだけのあじさいのスケールは西日本で一番とも言われ、あじさいが咲き誇る季節になりますと、県内外から毎年多くの見物客が訪れるあじさい名所です。
それでは神戸市立森林植物園の見ごろ開花情報と、アクセスと駐車場情報を紹介します。
神戸市立森林植物園あじさい2016見ごろ開花情報
神戸市立森林植物園のあじさいは広大な森の中に、幻の花と呼ばれていた六甲の名花・シチダンカをはじめ約350品種5万株のあじさいが美しい花々を咲かせます。
あじさいは5月終わりから6月初旬に咲き始め、6月中旬から下旬にかけまして見ごろを迎えます。
シチダンカの見ごろは6月中旬から下旬、園内の西洋あじさい園に咲く濃いブルースカイの色の彩やかさが美しいクロヒメアジサイは6月下旬から7月上旬が見ごろとなります。
神戸市立森林植物園あじさい見どころ楽しみ方
神戸市立森林植物園のあじさいは約350品種5万株の数は西日本一とも言われ、様々な美しく咲き誇るあじさいを楽しむことができます。
公園正面から続く「あじさい坂」の両側には所狭しとヒメアジサイが美しい花を咲かせます。
ヒメアジサイは咲き始めが最も色合いが濃いですが、雨上がりになりますと色づきを元気づけますので、より彩やか色彩の色合いを楽しむことができます。
西洋あじさい園では、アナベルが群生している光景に目を奪われることでしょう。
初夏の陽気に彩られ白から薄黄緑の大輪に咲くあじさいであるアナベラは、朝もやの中で見るとより一層幻想的な姿となり楽しませてくれます。
神戸市立森林植物園では、約130年間この目で見ることが出来なかった幻の花「シチダンカ」を見ることができます。
六甲山系で自生していることが再発見され、再び私たちの日の目を見ることとなりました。シチダンカはヤマアジサイの一種で、可憐に美しい花を咲かせる姿におもわず見入ってしまうことでしょう。
神戸市立森林植物園 アクセス
電車 バス
JR三ノ宮駅東口からバス 森林植物園前を下車(4月~11月の土日祝のみ)
神戸電鉄・北鈴蘭台駅から無料送迎バス
車
三宮から国道428号線(有馬街道)経由 小部峠交差点を左折して3分
阪神高速・北神戸線箕谷IC 12分
阪神高速・神戸線生田川IC 23分
駐車場
普通車の収容台数700の駐車場があります。駐車料金は普通車1日500円になります。
神戸市立森林植物園のあじさいは標高約300mの土地に咲いていますので、見ごろ期間は都市部のあじさいよりも長く、7月上旬まで美しいあじさいを楽しむことができます。
圧倒的な数と種類を誇る神戸市立森林植物園のあじさいですから、心ゆくまでゆっくりとあじさいの花々をお楽しみください。