三渓園 あじさい

三渓園は国内各地から移築した数多くの歴史的建造物が配置され、53,000坪の広大な敷地の日本庭園には年間を通して四季折々に花々たちが美しい姿を見せ、初夏の6月になりますとあじさいが園内に美しく咲き誇ります。

それでは三渓園の見ごろ開花状況や見どころ、アクセスと駐車場情報を紹介します。

三渓園のあじさい見ごろ開花状況

三渓園のあじさいは5月の終わりから6月初旬に咲き始め、6月上旬にかけて五分咲きとなり、八分咲きから満開となった6月中旬から6月終わり頃まで見ごろを迎えます。

三渓園のあじさい見どころ楽しみ方

三渓園のあじさいは、初音茶屋、旧燈明寺本堂周辺に色とりどりの爽やかな美しい花々を咲かせます。

旧燈明寺本堂はかつて京都の燈明寺にあった建物を約5年がかりで移築し保存した歴史的建築物です。移築された歴史ある建物に古くから馴染んでいるように美しく咲き誇るあじさいは、三溪園だからこそ観られる醍醐味です。

江戸時代から飛騨・白川にあった合掌造りの茅葺屋根に建物を背景としたあじさいは、より趣のある風景となり、観る人の心を奪います。

三渓園 あじさい

合掌造りの建物のお座敷から臨む庭に咲くあじさいは見とれてしまうほど、しばし時間の流れが止まるのを感じることでしょう。

三溪園 蛍の夕べ

あじさいが咲き始める時期になりますと三溪園では「蛍の夕べ」が開催されます。毎年6月上旬~中旬にかけて開催され、期間中は閉園時間が午後5時から午後9時までに延長されます。

はたるは成虫になり地上で活動するのはわずか一週間ほどです。わずかな命を燃やし尽くすかのように、美しい光りを放ち飛び舞う姿に目を離さずにはいられなくなるでしょう。

三渓園 ほたる

蛍の観賞エリアは外苑奥の小川周辺です。光りを放っては消えることをくり返し、夜の闇の中を仄かに光りを放つホタルの光りの幻想的な光景は忘れられない時間となるでしょう。

「蛍の夕べ」は花菖蒲が見頃を迎えています。ライトアップされた重要文化財の三重の塔や観心橋をバックに、夜になり艶やかな雰囲気を醸し出す花菖蒲をホタルとあわせて楽しむことができます。

三渓園 ライトアップ

三溪園 アクセス 駐車場

電車 バス

JR根岸駅 徒歩30分
JR根岸駅から横浜市営バス58・99・101系統に乗車「本牧」下車 徒歩10分

横浜駅東口から横浜市営バス8・148系統に乗車「本牧三渓園前」下車 徒歩3分

首都高速・本牧ふ頭 国道357号経由 約5分

駐車場

三渓園の駐車場は収容台数100、駐車料金は2時間まで500円、以降30分毎100円、当日利用の最大料金1000円です。

週末休日は周辺が渋滞する場合は、本牧市民公園駐車場の利用をするか、公共交通機関を利用しましょう。

本牧市民公園駐車場

 

三溪園は横浜の中心街から少し離れていますので、ゆったりとした時間が流れるなかで、心ゆくまであじさいを楽しむことができます。広い庭園ですので動きやすい服装や靴でおでかけください。

三溪園で初夏のひとときをぜひお過ごしください。