入院のお見舞い金の相場は会社関係の人にはどれくらい？

会社の同僚や上司、取引先など会社関係の人が入院されたときにお見舞いに行かれることがあるでしょう。

親しい友人だったらいいのですが、お見舞い相手が会社関係の人でしたら、お見舞い金やお見舞い品はいくらくらいにすればいいのか、迷ってしまいませんか？

わたしも会社の上司が入院したとき、お見舞い金はいくらぐらい用意したらいいのか、まったくわかりませんでした。

会社関係の人に対して失礼があってはいけないですよね？

そこで、会社関係の人へのお見舞い金の相場や、失礼がないようお見舞いのマナーについて調べました。

会社関係の入院のお見舞い金相場

上司：3千円～1万円
同僚・部下:3千円～5千円
取引先などその他の会社関係：3千円～5千円

お見舞い金では、たとえ相場の金額であっても避ける数字があります。

4千円、6千円、9千円はお見舞い金として適切ではありません。4は「死」6は「無」9は「区」を連想させる縁起が悪い数字ですので気をつけましょう。

お見舞いは入院してからどれくらいの時期であっても、事前に確認しておく必要があります。

お見舞いを嬉しいと思っていただける場合ばかりではありません。会社関係の人は親戚や友人と違いますので、お見舞いに来られても気を使うから迷惑だと思う方や、弱っている状態を見られたくない方もいます。

どんな場合でも、入院して直ぐや体調が思わしくないときのお見舞いを避けるのがマナーです。

お見舞いに行くのは快方に向かっているの時期が一番よいのですが、事前にご家族に入院している方の病状や現在の様子を確認してからお見舞いに行きましょう。

お見舞いに行く際も多人数での訪問は避けます。長居も禁物ですので短い時間で切り上げましょう。

お見舞い金の代わりとして、お見舞い金と一緒に心遣いを添える品物を持っていくのでしたら、こちらの品々をおすすめします。

お見舞い品として定番ですが、アレルギー対策や感染予防のために生花がNGの病院もありますので、事前に確認を取りましょう

花瓶がいらないフラワーアレンジメントやブリザードフラワーでしたら手間が掛かりませんので、とても喜ばれます。

お花でも注意すべきは、百合など香りが強い花や鉢植えは避けましょう。鉢植えの花は「根付く（寝付く）」を連想させて縁起悪いとされています。

入院時の食事制限があるかもしれませんので、果物を贈っても大丈夫か、こちらもご家族の方に確認を取っておきましょう

入院生活は退屈な時間がなにかと続いてしまうものです。病室で時間を過ごすときの気晴らしとなる本やゲームなども、もらって嬉しいお見舞い品です。また入院中は何かと物入りですから、病院内にあるお店でで使える商品券なども好きなものが買えるので喜ばれます。

避けるべきお見舞い品はスリッパやパジャマです。こちらは入院が長くなってしまうイメージがあります。

入院された方のためにお見舞いには早く行きたいと思われる方が多いでしょう。お見舞いに行くことはとてもたいせつなことですが、まず心づかいしなければいけないのが入院されている方の負担を掛けてはいけないということです。

お見舞金や、お見舞い品は相手の方に配慮して失礼がないようお選びください。