和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社は40年以上前からあじさいの植栽が始まり、境内のアジサイ園や参道には約3000株のあじさいの花々が色彩やかに美しく咲き誇ります。
あじさいの見ごろとなる6月末まであじさい園は無料開放され、毎年6月中旬から「あじさい祭り」が開催されます。あじさいの季節には多くの観光客が訪れる紀伊和歌山のあじさい名所です。
それでは熊野那智大社のあじさいの見どころ開花状況、アクセスと駐車場情報を紹介します。
熊野那智大社あじさい見ごろ開花状況
熊野那智大社のあじさいは5月終わりから6月初旬に咲き始め、八分咲きから満開となる6月中旬から6月下旬に見ごろを迎えます。
熊野那智大社あじさい祭り
あじさいの見ごろに合わせて6月中旬から下旬まで熊野那智大社「あじさい祭り」が開催されます。
あじさい祭り初日には、冠にあじさいのの花を飾り平安衣装を纏った2人の巫女があじざいを手にして豊栄舞(とよさかのまい)を奉納します。
熊野那智大社あじさい見どころ楽しみ方
熊野那智大社の参道と境内にあるあじさい園には約10種類3000株のあじさいが、初夏の訪れを祝うかのように色とりどりの爽やかな淡い青や紫の色などの美しい花を咲かせます。
表参道から那智大社へ向かう途中にある鳥居の手前を左に進むと赤い橋があり、渡って奥に向かうと参道両側に咲き誇る色とりどりのあじさいが迎えてくれます。
那智大社では参拝客に和菓子とお抹茶が振る舞われます。あじさいの季節には紫陽花を象ったお饅頭が振る舞われますので、あじさい散策の休憩の際にお立ち寄りください。
熊野那智大社は雨の日には霧が発生し、より幻想的な雰囲気を醸し出します。雨や霧に濡れたあじさいはより瑞々しく色彩やかな美しい姿を見せてくれます。霞む熊野の山々を背景に大輪の花を咲かせるあじさいの姿に魅了されます。
また陰陽の滝に向かう大門坂駐車場の近くの公園にも、山に咲く野性な紫陽花を楽しむことができます。斜面一面に咲き誇る美しいあじさいも楽しめますので、少し足を延ばしてみませんか?
熊野那智大社アクセス 駐車場
電車 バス
JR紀勢本線・紀伊勝浦駅から熊野交通バス「那智山行き」乗車「那智山」下車
車
国道42号線JR紀伊那智駅前交差点から山手へ入り那智川沿いに進む 約25分
駐車場
神社駐車場 収容台数:30
熊野那智大社はユネスコの世界遺産です。世界遺産の地であじさいを観るのも他のあじさい名所とは違う趣を楽しむことができますね。
熊野那智大社を訪れてみてはいかがですか?