福岡北九州の小倉城にある八坂神社の例大祭である小倉祇園太鼓は、江戸時代から続く約400年の歴史を誇ります。京都「祇園祭」博多祇園山笠と並び「全国三大祇園」のひとつに数えられ、地元の人々から愛され、市内外からも多くの人が訪れる恒例の夏祭りです。
お祭り好きが多い九州男の夏祭りですので、期間中は熱く盛り上がり、「太鼓の両面打ち」では小倉祇園太鼓の独特の賑やかなリズムが響き渡り、夏の一日をさらに熱くさせます。
それでは小倉祇園太鼓の日程と見どころ、アクセスと駐車場を紹介します。
小倉祇園太鼓2016日程
小倉祇園太鼓は毎年7月第3週の金土日の3日間に開催されます。
今年2016年は7月15日(金)7月16日(土)7月17日(日)の開催となります。
小倉祇園太鼓見どころ楽しみ方
小倉祇園太鼓の最大の見どころとなるのは「太鼓の両面打ち」です。とても珍しい打ち方なのですが、打ち手は「ドロ(濁)」、「カン(甲)」と呼ばれ役割がはっきりと分かれていて、太鼓のリズムや音の高さも違います。さらに「ドロ(濁)」と「カン(甲)」のどちらとも極めた「ジャンガラ」が加わり三者ともども息の合った太鼓演奏を披露し、小倉祇園太鼓独特の勇ましく華やかな太鼓のリズムが響き渡ります。
激しいバチさばきも見もので、映画『無法松の一生』でも披露された暴れ打ちの迫力は生で観るとさらなる迫力となります。
そして小倉祇園太鼓のクライマックスとなるのが廻り祇園です。小倉市街を山車約90台、太鼓184張が18時45分頃になると、すべての山車が止まって太鼓が鳴り響く「勢揃い太鼓」が始まります。
小倉の街に勇ましく鳴り響く太鼓の乱れ打ちをお楽しみください。
小倉祇園太鼓 駐車場 アクセス
電車
JR小倉駅 徒歩15分
JR西小倉駅 徒歩10分
車
北九州都市高速・大手町ランプ 5分
駐車場
期間中は会場周辺は交通規制が実施されます。昨年の交通規制の実施状況は以下の通りです。
交通規制
小倉祇園太鼓は毎年30万人以上の人出ですので、大変混雑しますし、交通規制のため渋滞も発生しますので、できるだけ車での移動ではなく、公共交通機関を利用しましょう。
小倉祇園太鼓では小倉の街のあちこちで激しく熱い太鼓合戦が繰り広げられます。お祭り好きの九州好きの男たちがさらに熱くなる小倉祇園太鼓を小倉の街で体験してみませんか?
真夏の暑い一日となりますので、猛暑対策をお忘れなくおでかけください。