粉河祭(こかわまつり)は毎年7月に行われる徳川御三家の紀州徳川家があった和歌山のお祭りです。「和歌祭」「田辺祭」と並び紀州三大祭のひとつに数えられ、本祭では勇ましく街を疾走する豪華絢爛なだんじりを観るために県内外から多く人が押し寄せる和歌山の夏の風物詩です。
粉河祭の日程と見どころや駐車場情報を紹介しますので、粉河祭を楽しむために参考になさってください。
粉河祭2016日程
開催日:7月30日(土) 7月31日(日)
宵祭:19時~23時
本祭:14時~19時
粉河祭の見どころ
紀州徳川家は勇ましい武勇で知られ、勇壮な祭が現在もなお残されており、粉河祭でも再現されます。
宵祭では夜空に楽車が灯りますと、だんじり運行が始まり、きらびやかに飾り付けられた豪華絢爛なだんじりが通りを疾走しお祭りムード一色に染まります。
浴衣姿が多い見物客の中を、だんじりの先頭を走る交渉人が声を掛け、ちょうちんの灯りが点った華やかなだんじりが通りを駆け抜けます。
本祭ではさらに最高潮を迎えます。山車はゆっくりと街を練り歩くイメージがありますが、粉河祭のだんじりはイメージを覆す迫力を目の当たりにすることになります。紀の川市の粉河とんまか通り周辺をすさまじい勢いでだんじりが疾走し駆け抜けていきます。このスピードと迫力は他では見られないと言っていいほどのスケールです。
勇壮なだんじりの他にも甲冑武者の行列や獅子舞、大団扇などが練り歩き、お祭りムードをさらに盛り上げます。
会場周辺には屋台や露店が数多く出店されますので、B級グルメから和歌山ご当地グルメを食べられますので、美味しい食べものを片手に散策したり、だんじり見物すると粉河祭をより楽しめますよ。
粉河祭 アクセス 駐車場
電車
JR和歌山線 粉河駅
車
阪和自動車道・上之郷もしくは和歌山インターからも約40分
駐車場
粉河祭期間中に約600台の無料駐車場が設けられます。
粉河祭では交通規制が実施され、だんじり運行時間帯は車両通行止めや駐車禁止区間となります。
駐車場に満車になる前に入庫するためには、祭りが始まる前の早い時間帯での現地までの移動か、公共交通機関を利用しましょう。
紀州徳川家・紀州藩の勇壮な名残がある勇ましい粉河祭は、生で観てこそ迫力が伝わります。真夏のさなかにだんじりが疾走する光景は自然と心躍りますし、豪華絢爛なだんじりは目を楽しませてくれますから、楽しい夏の一日を過ごすことが出来ます。今年の夏は粉河祭に訪れてみてはいかがですか?