醍醐桜

醍醐桜は高さ18m枝張り20mを誇る巨大な一本桜で、新日本名木百選に選ばれた岡山一の桜の名所です。

樹齢は1000年とも言われ、長い歴史に耐え抜き天に向かってそびえ立つ姿は荘厳で、春になると力強く満開の花を咲かせます。醍醐桜の名付けられたのは後醍醐天皇が壱岐に流される途中に立ち寄り、この一本桜を絶賛したという由来からです。醍醐桜を観るために全国から多くの花見客で賑わいます。

この醍醐桜について、見ごろやアクセス、駐車場情報をお届けします。

醍醐桜の開花・見ごろ時期

醍醐桜の開花は3月下旬から4月初旬で、満開は4月上旬見ごろは4月上旬から中旬です。

この冬は暖冬ですので2016年の開花は早まるかもしませんから、お花見前に開花状況をご確認ください。

醍醐桜の見どころ

醍醐桜

醍醐桜の見どころは一本桜の孤高なまでの言葉を失う存在感にあります。のどかな風景のなかに一本桜としてそびえ立ち、1000年もの歴史を生き続けています。醍醐桜は一本桜の力強い生命力を感じさせながら、長いときの流れを耐え抜いたやさしさがあふれ、そうかと思えば高貴な美しささえも与えます。

醍醐桜 夜桜

醍醐桜の開花に合わせて醍醐桜まつりが開催されます。まつり期間中に5分咲きあたりからライトアップが実施されます。ライトアップの時間は夜9時まで(変更の場合あり)。

夜桜は桜をより幻想的な美しさ漂わせ、樹齢千年の醍醐桜が満開の花を咲かせる姿がより迫力に満ちあふれます。

醍醐桜は観る人の心によって、その表情を変えるものがあるのかもしれませんね。

醍醐桜のアクセス 駐車場

電車

JR・月田駅を下車 車で約20分
JR・美作落合駅を下車 車で約40分

中国道・北房IC下車 約30分
中国道・落合IC下車後 約40分

駐車場

周辺に合計約100台収容の有料駐車場

醍醐桜をお花見するには車での移動が条件となります。お花見シーズンとなりますと毎年各地からたくさんの人が訪れますので周辺も大渋滞します。週末は渋滞3時間以上のときもあります。平日は週末の3分の1程度の渋滞になりますが渋滞を避けることは難しいです。開花直後はまだ人出は少なく、早朝はまだ比較的空いています。

醍醐桜には徒歩で行けるまでの公共交通機関がありませんし、周辺の駐車場も100台ほどしかありませんので、時間に余裕がある計画を立てることをおすすめします。

 

醍醐桜を観るまでには渋滞を避けられませんし駐車場も少なく不便ではありますが、苦労してでも行く価値はまちがいなくあります。樹齢千年の日本一の醍醐桜を観られれば言葉に表せないほどの感動に包まれることでしょう。お気をつけてお出かけください。