そら豆は名前にありますように、「空に向かって伸びている」ことから名前が付けられました。茹でると美味しいそら豆ですが、そのままで食べてもいいですし、お酒のおつまみとしても食卓に並ぶことが多いですが、豆科のなかでも劣化が早いのでなるべく早く調理した方が美味しく食べられることを知っていますか?
そこで今回はそら豆をおいしく食べられる茹で方と効能、さらに薄皮とサヤの栄養について紹介します。
そら豆の茹で方
鍋にたっぷりの水を用意します。塩の割合は2%ですので、水1リットルにたいして塩20グラムを入れて沸騰させているところにそら豆を鍋に入れて、1分半茹でてから取り出しザルに揚げます。
ザルに揚げたそら豆を冷水ではなく、そのまま団扇で扇いで冷ます方が水っぽくならず、美味しく茹で上げることができますよ。
そら豆の効能
そら豆は植物性タンパク質を多く含んでいて、さらにビタミンB群、カリウムや鉄分などミネラル豊富です。さらに便秘に悩んでいる女性にとってうれしいのが、食物繊維も豊富ですので便秘解消にも効果がありますので、バランス栄養食と言える優れものです。
効能として美容や健康に役立つことがたくさんあります。
貧血予防
整腸作用
血圧の調整
骨の形成
鎮静作用
そら豆のサヤと薄皮も栄養豊富
さら豆を食べるときに皮を剥いでる方が多いかもしれませんがそら豆の皮にも栄養や効能が含まれています。薄皮は最も食物繊維を含む部分です。
サヤも捨てることなく丸ごと蒸したり焼いたりすることで、そら豆の栄養をしっかり摂り入れることが出来ます。
美味しいそら豆の選び方ポイント
そら豆はツヤがあってより鮮やかな緑色のサヤのものを選びましょう。茶色くなった部分があるものは鮮度が落ちていますので気をつけましょう。触ったときに弾力がしっかりとあり、感触で重みを感じるぐらいのそら豆を選びましょう
そら豆の保存法
そら豆は鮮度が落ちるのが他の豆類よりも早く、「おいしく食べられるのは3日だけ」と言われていますので、サヤから取り出したらスグに調理しましょう。
もし保存するのでしたら、乾燥しないようにビニールやラップに包んで野菜庫に入れましょう。この場合でも早く調理した方が美味しくそら豆を食べられます。
そら豆を長期保存したいのでしたら、冷凍保存します。まずサヤから出して塩茹でしたそら豆を冷凍します。冷凍保存する場合は茹で時間は短く1分ほどです。
茹でたら温かい位の状態でビニールやラップに包み冷凍庫に入れて一気に凍らせます。
そら豆の旬の時期は産地によって異なりますが、4~6月に旬を迎えます。サッと塩茹でしただけのそら豆もとても美味しいですし、栄養価も高く食べ物として優れものですから、美味しいそら豆をぜひ味わってください。