タケノコをおすそ分けしてもらっても、いざ料理しようとしたとき、タケノコのゆで方がわからない!などということはありませんか?
私もどうすればいいのか、わからなかったのですが、タケノコをゆでる時に米ぬかを使うことを知りました。
ですが米ぬかを普通は常備していないですよね?
そこで米ぬかを使わないでタケノコをゆでる方法がないか調べたのですが、いい方法をみつけましたので紹介します。
おいしいタケノコ料理をつくるために、まずやっておかなければいけない下ごしらえであるアク抜きですので、紹介するタケノコのゆで方を参考になさってください。
タケノコをゆでるとき米ぬかを入れる理由
まずはじめにタケノコをゆでるときに米ぬかを入れる理由を説明します。
タケノコにはえぐみとなる成分モゲンチジン酸とシュウ酸があります。米ぬかに含まれる成分カルシウムと結合させることで、えぐみを抑えることができます。さらには米ぬかに含まれる糖分が、タケノコの酸化を防いで繊維を柔らかくします。
それ以外にも米ぬかの旨みがタケノコに加わりえぐみを抑え、おいしいタケノコとして下ごしらえができるのです。
米ぬかがない場合のタケノコのゆで方
米ぬかがない場合でも、どのご家庭でもあるもので代用できます。
それはお米のとぎ汁です。
言われてみれば「そうなんだ!」と思われるでしょうが、米ぬかの代わりを充分果たしてくれます。
それではくわしく「お米のとぎ汁」を使ったタケノコのゆで方を説明します。
1.たけのこ外側の皮2~3枚剥がして穂先を斜め5㎝ほど切る
2.縦1/2から1/3くらいに切り込みを入れる
3.タケノコを鍋に入れ十分かぶるくらい水を入れる
4.弱~中火で50~60分ほど煮る
※水が減ってきたら水を足しながら煮る
5.竹串で中まで通して柔らかくなっていたら火を止める
6.鍋のタケノコをそのまま半日ほど置いた後、皮を剥いで水洗いする
以上でタケノコのアク抜きが終了です!
もしご家庭では無洗米を使っていて、お米のとぎ汁がないという場合でもだいじょうぶです。
無洗米をそのまま使えばいいのです。
量はタケノコ500グラム対してに無洗米大さじ3杯ほど入れて、お米のとぎ汁を使ったようにタケノコをゆでます。
タケノコは春のおいしい味覚ですから、この時期にいただきたいですよね。紹介しましたようにタケノコの下ごしらえはかんたんにできますので、おいしいタケノコ料理をぜひつくって食卓に並ばせてください。