なめくじ駆除でビールやコーヒーとお酢や米ぬかで効果があるの?

梅雨など湿気が多くなる時期に発生するのがナメクジですが、このままにしておけば日陰や地中に隠れていて夜になると活発に活動しはじめますので、夜に花壇や鉢植えはナメクジだらけという恐ろしい光景になってしまいます。

ナメクジはたいせつに育てた花の新芽や芯根を好んで食害する害虫ですので、他っておくと花や野菜にとって取り返しの付かないことになってしまいます。

ナメクジを駆除する農薬も市販されていますが、できれば農薬を使わず無害でナメクジを駆除したくはありませんか?

そこで今回は自宅で簡単に手に入れられる身近なものを使って、ナメクジを駆除する方法を紹介します。

ビールでナメクジ駆除する方法

ビールに含まれるビール酵母や麦芽の香りをナメクジが好む性質を利用します。ビール入りの容器を置いておけば、ビールの香りに引き寄せられ集まりますので駆除が簡単にできます

ビールを入れておく容器は、底が浅く口が広いどっしりとしたものを使います。ビールは酵母が強いものがナメクジを引き寄せますので、発泡酒よりもビールが効果が高いです。

ビールを仕掛けておくのは、ナメクジが好むジメジメした暗所です。夜に仕掛けておきますと、ナメクジをたくさんおびき寄せることが出来ます。

コーヒーでナメクジ駆除する方法

コーヒーに含まれるカフェインがナメクジの神経系に影響を及ぼし活動を停止させます。

コーヒーはナメクジが草木や野菜に取りついている場合は、普段飲むコーヒーよりも薄めのコーヒーを溶いたものをスプレーボトルや霧吹きに入れて吹きかけます。

ナメクジが土中や草木の周辺に集まっている場合は、コーヒーを土に直接蒔くか、ドリップしたコーヒーの残りカスを土に撒きます。

米ぬかでナメクジ駆除する方法

米ぬかには油分が含まれ、ナメクジが好む甘い香りを発します。その香りにつられたナメクジが、米ぬかの油分が浮いた水で滑り這い上がれなくなり溺れる行動パターンを利用します。

米ぬかを入れる容器は先程紹介したビールと同じように、底が浅く口が広いどっしりとしたものを使います。容器の3分の1ほどの量の水を入れ、米ぬかを一振りしかき混ぜます。

ナメクジを逃がさないために台所用洗剤を2,3滴たらしておくとさらに効果があります。

酢でナメクジ駆除する方法

お酢は塩と同じようにナメクジの水分を抜け落とす効果があります。お酢の使い方は、お酢と同じ量の水で薄め、スプレーボトルや霧吹きに入れてナメクジに吹きかけます。

木酢液を使うとさらに効果的です。木酢液の量の30倍の水で薄め、スプレーボトルや霧吹きに入れて吹きかけます。木酢液は強力ですので、植物には直接かからないように注意しましょう。

木酢液を500倍ほどに薄めると植物には影響はありませんが、ナメクジ駆除の効果が減ってしまいます。

たいせつに育てている花や野菜をナメクジから守る方法を紹介しました。どれも身近に手に入れられるものですし、手軽に出来るナメクジ駆除の方法ばかりですので、気軽にお試しください。

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