ふとん干し

花粉が飛び舞い散るシーズンには花粉症の方はできるだけ花粉に触れないよう、マスクやメガネで予防しているかもしれませんが、これで十分なのでしょうか?

もし就寝するときや夜中に目が覚めたり、朝起きたときなど鼻づまりがひどく咳が止まらないとういことがありましたら、布団についている花粉が原因かもしれませんよ。

花粉シーズンだからこそ布団を清潔にしなくてはいけませんが、布団の干し方をまちがえてしまいますと、さらに花粉症を悪化させてしまいますから、気をつけなくてはいけません。

それでは花粉シーズンの正しい布団の干し方を説明します。

布団干しカバー

天気のいい日に布団を干しますと、ふかふかになりますし、殺菌脱臭効果もあり、いいことばかりなのですが、花粉シーズンではいいことばかりではありません。

干している間に大量の花粉が布団についてしまい、その布団で寝るということは花粉だらけの環境で寝ることになりますから、花粉症の方にとって最悪の環境となってしまいます。

ですので花粉シーズンに布団を外に干すときは、花粉がつかない状態で干すようにしましょう。そのために最も効果的なのは布団干しカバーです。

布団干しカバー

布団干しカバーで布団に直接花粉がつくことを防ぐことができます。汚れ防止にもなりますし、カバーの色が黒ですと、熱効果が高くなり殺菌効果も高くなり、清潔な布団で寝ることができるようになります。

布団干しカバーを使う際に注意すべきは、取り込む際に花粉が部屋の中に飛び散ってしまうことがありますので、ベランダに布団カバーを固定して、布団のみ取り出して部屋に取り込みましょう。

布団に掃除機をかける

布団カバーがないのでしたら、干した後の布団から掃除機で徹底的に花粉を吸い取ります。

ふとん用ノズル

通常の掃除機でも花粉を吸い取れますが、布団専用のノズルや掃除機を使うと手間なく簡単に掃除機を布団に掛けることが出来ます。

花粉の飛散の少ない時間帯に布団を干すには?

布団を干せる日中で花粉の飛散が少ない時間帯は早朝です。夕方も花粉の飛散が少ないですが、冷たく湿気っぽくなりますので布団を干すのにふさわしい状態ではありません。

気温が高くなるに比例して花粉の量も増えてきますので、天気のいい日に早朝に布団を干したら2時間くらいまでに取り込みます。取り込んだ布団は掃除機で徹底的に花粉を吸い取りましょう。

干した布団はとても気持ちいいですし、掃除機で吸い取るなどして対策をしっかりすれば、花粉シーズンでも気持ちよく眠ることができます。

ぐっする眠れることが健康にはまずたいせつなことですから、花粉の時期の布団の干し方をきちんと守って、花粉シーズンを乗り越えましょう!