日焼け止め 塗り方

紫外線対策はきれいなお肌を守るためにも欠かせませんので、日々のスキンケアで日焼け止めを塗っている方が多いと思われますが、日焼け止めの塗り方をまちがってしていませんか?

まちがった塗り方でしたら、せっかくの紫外線対策も台無しですし、お肌にダメージを与えてしまいます。

そこで今回は日焼け止めの効果的な塗り方や量と順番について説明しますので、紫外線が強くなる季節に備えて参考になさってください。

日焼け止めを塗る正しい順番

顔への日焼け止めを塗る前には、しっかり保湿ケアをしましょう。保湿した後は、その日のお肌の調子で日焼け止めか化粧下地を塗ります。

お肌の調子が良い 日焼け止め

肌が荒れている 化粧下地

紫外線対策とファンデーションの仕上がりのバランスを考えますと、日焼け止めしてからの化粧下地が理想ですが、素肌に日焼け止めを塗るのは肌荒れの原因となります。肌荒れが気になるのでしたら日焼け止めはお肌にやさしく、伸びのあるリキッドタイプを使うことをおすすめします。

お肌が荒れていたり敏感肌の方は、化粧下地を先に塗ることで肌荒れを防ぎます。化粧下地の上に日焼け止めが乗っているため化粧乗りが悪くなるのでしたら、パウダーファンデーションを肌にやさしく抑えるように乗せていくことで、自然な仕上がりとなります。

日焼け止めを塗る順番

日焼け止め 塗り方
額・左の頬・鼻・右の頬・顎の5ヶ所に乗せる

顔の内側から外側へ柔らかに伸ばすように塗る

塗り終えたら先程の5ヶ所を同じように塗る

首とデコルテに塗る

首から下のボディ

足→お腹→腕→首の順番で、顔から遠い部位から塗っていきます。ボディは広い範囲になりますが、塗り忘れがないよう満遍なく塗りましょう。

ボディも顔と同じく保湿ケアが重要となりますので、日焼け止めの前には乳液や化粧水で保湿ケアを行いましょう。お肌が敏感な方はミルクタイプの日焼け止めですと、お肌にもやさしく紫外線対策ができます。

顔に塗る日焼け止めの適量

日焼け止めの白浮きを恐れるあまり、塗る量を少なめにする方がいるかもしれませんが、それでは日焼け止めの効果が半減してしまいます。日焼け止めの顔への適量は500円大ですので、それより少ないと日焼け止め効果は望めません。

日焼け止め 適量

日焼け止めを塗る順番で二度塗りの方法にしたのは、一度塗りですとムラができてしまいますので、2度塗りですとムラがなく日焼け止めを行き渡らせることができます。

腕や足に塗る日焼け止めの適量

腕や足に塗る適量は、片方に対してパール1粒大(直径0.7cm)の2個分が適量となります。

日焼け止め 適量

腕は手首からヒジまでを一本線を引くように日焼け止めを置いてから、円を描くようにやさしく塗っていきます。つぎにヒジから肩に掛けて一本線を引くように置いて、同じく塗っていき来ます。

足も手と同じ塗り方で、足首からヒザ、ヒザから股関節に線を引くように置き円を描いて塗っていきます。

日焼け止めの効果を持続するためには

日焼け止めは1日中効果があるものではありませんし、暑い日は汗で落ちてしまいます。効果を持続するためにはこま目に、化粧直しのときなどに日焼け止めを塗りましょう。化粧の上からでも使えるスプレータイプの日焼け止めが役立ちます。

せっかくの日焼け止めでもまちがった塗り方では、望むような効果を期待できません。

正しい日焼け止めの塗り方をして、たいせつなお肌を紫外線から守りましょう。