古都・京都は長き歴史に培われた風情ある街並みに春が訪れると、より華やかな雰囲気があふれ、観光するのに最もふさわしい季節となります。京都には桜の名所も数多くありますので、お花見も楽しみたいですよね?CMで流れます「そうだ!京都に行こう」のフレーズが浮かんでくるのではないでしょうか。
それでは京都でのお花見を満喫するために、京都の桜の名所のなかでも絶対に見逃したくないお花見名所を紹介します。
京都の桜の開花・満開予想
京都の桜の平年の開花は3月下旬で、満開は4月初旬です。開花、満開日は2月以降の天候により1週間ほど前後することがありますします。2016年は暖冬ですので例年よりも早めの開花が予想されます。
京都の桜の名所 厳選ベスト5
嵐山
京都でも観光客が最も訪れる観光地のひとつですが、桜の季節になりますと川縁の桜並木に満開に咲き誇る桜が延々と続き、川岸から桜並木と対をなす全長155mの渡月橋の光景は日本の原風景ともいえる優雅で懐かしい光景です。歴史古い京都だからこそ味わえる体験になります。
清水寺
世界遺産の清水寺には約1500本もの桜が、清水の舞台を覆うように美しい満開の花を咲かせます。この絶景を観れば「日本に生まれてよかった」としみじみ感慨にふけるのではないでしょうか。ライトアップされた夜桜ではお堂が浮かび上がるなかに桜が咲き誇り、より幻想的で美しいお花見を満喫できます。
高台寺
高台寺にある1本のしだれ桜は優雅な風情を漂わせしなやかな姿は、まさに大和撫子の佇まいを思わせる美しさです。方丈庭園の白砂と桜のコントラストはさらに美しい雰囲気に満たされます。夜桜ではでは光の色が少しずつ変化し、その瞬間ごとにちがった表情を魅せる桜の美しさを間近で体験できます
哲学の道
若王子橋から銀閣寺近くまで約2kmに渡り約500本の桜が春の訪れともに美しく咲き誇ります。頭上を見上げれば、春を待ちわびていたかのように枝を所狭しと広げ満開の花を咲かせた桜がトンネルのように続きますので、哲学の道をゆっくりと散策しながらお花見を楽しむことができます。
平安神宮
谷崎潤一郎『細雪』に登場するのは平安神宮のベニシダレザクラです。大空高く舞うかのような圧倒的な存在感ある桜を楽しむことができます。一言で表せばまさに「豪華絢爛」。平安神宮全体で約300本の桜が植えられていますので、心ゆくまで京でのお花見をお楽しみください。
京都でお花見したいところがみつかりましたか?
桜は日本人にとって特別な花ですよね。1年のあいだにわずかな時間だけ美しい花を咲かせる桜を京都で観られるのは格別ですので、今年の春は京都でお花見されてはいかがでしょうか。ぜひお楽しみください。