こいのぼり

こいのぼりは男の子の成長と健康を願い、春の空に颯爽と元気よく泳ぐ光景は見ていて気持ちいいですよね。端午の節句は5月5日ということは知っていますが、こいのぼりを出す時期はいつがいいのか知っていますか?

ご近所の様子を見て「わが家もそろそろ出さねば・・・」なんていうご家庭もいらっしゃるのではないでしょうか。それとこいのぼりをしまう時期も気になりますよね。

そこで、こいのぼりはいつ出せばいいのか、しまう時期はいつにすべきか、さらにこいのぼりのきれいな片づけ方を調べましたので紹介します。

こいのぼりを出す時期はいつがいいの?

早すぎても遅すぎてもいけません。こいのぼりは春のお彼岸が明けた春分の日から4月中頃に出します。遅くともGWがはじまる4月29日までには出しておきましょう。時期としては卒業や入学などの行事が一段落ついた頃ですね。

こいのぼりを出す日ですが「お祝い事なので大安に出すの?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、特に決まりはありません。仏滅でも大丈夫ですが、天気がよい晴れた日に出すのがいいですよ。こいのぼりの取り付けは雨の日だと手間が掛かりますから、天気のよい日にこいのぼりを出しましょう。

こいのぼりをしまう時期はいつがいいの?

こちらも出す時期と同じく決まりはありません。しかし、こいのぼりを出したままにしておくのは、だらしくないですから、端午の節句の5月5日が過ぎたら早めにしまいましょう。

しまう日はこいのぼりの片づけや手入れのことを考えて、天気がよい晴れた日にしまいましょう。

こいのぼりのきれいな片づけ方

こいのぼりをある程度の期間に泳がせておくと、かなり汚れてしまいます。ですので、次の年にもすぐ使えるように、きれいな状態にしてしまうことが必要になります。

こいのぼりは自宅で手洗い

こいのぼりの材質はナイロンやポリエステルなど化学繊維なので熱には弱くクリーニングには適しません。自宅でも簡単にお洗濯できますので、天気のよい日に取り外したら、そのまますぐに洗濯しましょう。

こいのぼり 洗濯

こいのぼりの洗濯

1.たらいかバケツもしくは浴槽に水を張り中性洗剤を少量入れる

水温は熱すぎると生地を傷めますので40度くらいに。洗濯用洗剤ではなく台所用の中性洗剤を使いますので注意しましょう。

2.1時間つけ置きする

3.軽くもみ洗いする

つけ置きして汚れが残っている部分を軽くもみ洗います。強く揉み過ぎると生地を傷めたり色落ちしますので、やさしくもみ洗いましょう。

3.すすぎを行い水気を絞る

4.陰干しする

5.きれいにたたんで防虫剤を入れずにしまう

防虫剤は色を溶かす原因になりますので、防虫剤を入れずに押し入れなどに収納します。しまうときに形を整えて収納すれば、次の年もきれいな姿で、こいのぼりを取り付けることができます。

 

最初にも書きましたが、こいのぼりは男の成長を願い大空に羽ばたかせます。こいのぼりはご近所のみなさんの目にも触れますから、元気にこいのぼりを泳がせて喜んでいただきたいですよね。こいのぼりを観たみなさんも、親御さんと同じく清々しい気持ちとなり、お子さんの健やかな成長を願ってくれることでしょう。こいのぼりを元気に泳がせてください!