辰野ほたる祭り

長野県上伊那郡辰野町の松尾峡は信州一の湖「諏訪湖」のある自然豊かな土地です。諏訪湖から流れる天竜川の清流が、きれいな水の環境でしか生息しないホタルを育み、今なおホタルの名所として知られ、東日本のホタル名所の中でも最もホタルが見られます。ホタルが飛び舞う季節には辰野ほたる祭りが開催され、県内外から毎年約6万人の見物客が訪れます。

それでは辰野ほたる祭りについて、ホタルの見ごろ発生状況やアクセスと駐車場情報を紹介します。

辰野ほたるの見ごろ発生状況

辰野ほたるの見ごろは例年ですと6月上旬~中旬です。

発生状況は蒸し暑く風が少ない夜の最も活動しますので、美しい光りを放ち飛び舞うホタルをたくさん観られます。

特に雨上がりの夜空は最もホタルの見ごろとなる条件がそろいますので、天気予報をチェックして雨上がりを狙うことをおすすめします。

辰野ほたる祭り

ホタルは日没まえから飛び始めますが、暗闇となった20時~21時が見ごろの時間帯となり、多い日には1万匹ものゲンジボタルをが飛び交う光景を見ることができます。

辰野ほたる祭り見どころ楽しみ方

ホタルの見ごろシーズンに合わせて、毎年6月中旬に辰野ほたる祭りが開催されます。

今年2016年の日程は発表されていませんが、昨年2015年は6月13日~6月21日開催されました。2016年の辰野ほたる祭りの開催は6月の第二土曜日もしくは第三土曜日からの開催と予想されます。

松尾峡ほたる童謡公園をメインに、伊那富橋・平出交差点から松尾峡の区間がホタル観賞のために歩行者天国として開放されます。

条件のいい夜ですと、多いときには1万匹ものホタルが美しい光りを放ち飛び舞います。辰野のホタルは、辺りは暗闇になりますと、眼の前にほのかな灯りがスーと飛んできて、気がついたときには無数のホタルが飛び舞い、その光景に多くの見物客から感嘆の声があがるほどの美しさです。

辰野ほたる祭り

ほたるの軌跡は一定ではないので、それがまた幻想的な光りとなり、今まで見たことがない光景を楽しむことができます。

辰野ほたる祭り アクセス 駐車場

電車

JR中央本線・辰野駅 徒歩14分
※松本駅~辰野間の臨時列車「ほたる祭り号」が運行

中央自動車道・伊北IC 国道153号経由 10分
長野自動車道・塩尻IC 国道153号経由 20分

駐車場

辰野町役場周辺など約1000台ほどの無料駐車場と有料駐車場が辰野ほたる祭り期間中に設けられます。

辰野ほたる祭り 駐車場

交通規制が本町交差点~天竜川を渡る大橋の通り、辰野駅前~ほたる童謡公園などで実施されます。渋滞も発生しますので車で現地まで移動する際は、時間に余裕を持った計画を立てることをおすすめします。
辰野ほたる祭り
一万匹ものホタルが飛び舞う光景を見られるのは、東日本では辰野だけと言われるほど、他では観ることができない美しいホタルを目の前で体験することができます。

辰野ほたる祭りで心ゆくまで美しいホタルをお楽しみください。