親知らず抜歯後の痛みが止まらない…原因と痛みを取り除く方法!

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親知らずを抜くと決めたとき覚悟を決めるものですが、痛みが長く続いてそれも1週間以上もあると本当につらいですよね。それに痛みが長引くと不安になりますし、他に痛みの原因があるのではないかと心配になってしまいます。
そこで今回は、親知らず抜歯後の痛みが長引く原因と痛みを取り除く方法を紹介します。
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親知らず抜歯後の痛み
抜歯後の痛みは3~4日程で和らいでいくものですが、もし痛みが続くのであれば、処方された痛み止めを服用しますが、一時しのぎに過ぎませんので、患部を刺激しないよう過ごすしかありません。
抜歯直後は麻酔が効いているため痛みを感じることはあまりありませんが、麻酔は2~3時間後に切れ始めるので痛みが出てきて、翌日には腫れも出てきて痛みもピークになります。その後は腫れと痛みも治まっていき、1週間も経てば回復するのが通常です。
もし1週間以上経っても痛みが続くのであれば「ドライソケット」の可能性があります。ドライソケットは親知らず抜歯したときの発生率は2~4%で、このまま放置しておくと酷い状態では1ヶ月以上も痛みが続いてしまいます。さらに症状が悪化すると骨炎になることもありますので、痛みが歯肉ではなく骨でしたら骨炎になっている可能性があります。
骨炎になってしまうと抗生物質1ヶ月以上飲み続けなければならず、症状が悪化している場合は骨を除去しなければならないこともあります。
もし抜歯後に1週間以上痛みが続くのであれば、ドライソケットかもしれませんので歯科医の受診を受けましょう。
親知らず抜歯後の痛みを取り除く方法
親知らず抜歯後は抗生物質と痛み止めを処方されますが、痛み止めの効果は個人差があるので、痛み止めが効かず痛みに耐え忍ばなければならないのは本当につらいですよね。
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抜歯後の痛みに対して「冷やす」ことで痛みを止めようとすることが多いですが、抜歯後1日経過してからの痛みであれば逆効果となります。冷やすことで血液の流れを悪くしてしまい、痛みがさらに増してしまいます。
抜歯直後の痛みは冷やす、抜歯後1日経過してからの痛みは温めるということを心掛けましょう。
その他にも
喫煙・アルコール・コーヒーなどの刺激物を控える
舌で傷口を触わらない
抜歯後の傷口の環境を清潔に保ち刺激を与えないことが重要となります。

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抜歯後の痛みは避けることはできませんが、痛みがいつまでも続くのはストレスになりますから、今回紹介した方法を参考にして、痛みを解消してください。
痛みが続くのであれば、抜歯した歯科医に相談すれば痛みを緩和する処置をしてくれますので、我慢しないで受診を受けることをおすすめします。
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