偏頭痛ズキンズキンとこめかみから目の奥などが痛くなるのがつらい偏頭痛ですが、痛みがひどくなれば寝込んでしまうこともありますし、慢性になってしまうと痛みに悩まされる時間が増えてしまいますから、偏頭痛の悩みから早く解放されたいですよね。

そこで今回は即効性のある痛みを緩和する偏頭痛の治し方を偏頭痛の原因と合わせて紹介します。

偏頭痛の原因

頭痛には大きく分けて2つの種類となります。ひとつは風邪による発熱が頭痛を発症させる原因となったり、他にも脳の病気による、病気が原因となります頭痛です。もうひとつは、原因となる病気がないのに発症する頭痛です。

この2つのうち、偏頭痛は後者の病気などが原因となって起こる頭痛ではない方にあたります。

偏頭痛の症状は、両側の痛みもありますが、基本的には片側がズキズキと脈を打つような痛みとなります。

偏頭痛の原因は、脳内血管の拡張です。脳内血管が拡張することにより、脳神経で最も大きい三叉神経が圧迫され刺激を受け、この刺激によって痛みを引き起こす炎症物質が放出され、この炎症が神経を刺激し痛みを感じるようになります。

偏頭痛の治し方

安全に偏頭痛の痛みを即効で緩和できるのがツボです。偏頭痛に効果があるツボはこちらです

百会

百会自律神経を整える効果があり、血管の拡張を鎮めます

完骨

完骨痛みを軽減しますので、頭痛が特にひどいときはまずこちらのツボから

天容

天容風邪や首肩のコリにも効果があるので、頭痛全般に対して効くツボです

冷やす

偏頭痛 冷やす偏頭痛は脳内の血管が拡張していますので、拡張を鎮めるために偏頭痛の痛む部分や血管の通る首の後ろ部分を冷やします。冷やすことで血管の拡張を鎮め痛みを抑えることができます。

冷やさずにお風呂やシャワーなどで頭を温めることは血管の拡張を促すことになりますので、控えるよう注意してください。

薬といいますと副作用を心配されるでしょうが、副作用が抑えられた頭痛薬も多数ありますので、薬剤師と相談のうえ、ご自身の症状にあわせた薬を選びましょう。偏頭痛に効果があるのは脳の血管の拡張を鎮める「トリプタン製剤」です

薬を服用するうえで注意すべきことは、偏頭痛が慢性になると、痛みが起こる前に服用する方がいますが、それはとても危険です。過度の服用は薬物乱用頭痛を引き起こす原因となってしまい、いつまで経っても頭痛が治らない悪循環に陥ってしまいます。

使用上の注意はきちんと守って正しく服用することで偏頭痛を緩和することが出来ます。

今回紹介した方法で偏頭痛の痛みから解放されることに、お役に立てましたら嬉しいです。もし頭痛がひどい状態が続くのでしたら、偏頭痛以外の症状かもしれませんので、早めに病院の相談を受けてください。