あじさい 花言葉

梅雨の季節になりますと雨が続くことが多いですから、心も少し憂鬱になってしまいがちですが、そんな時期にきれいな花を咲かせて楽しませてくれるのが、あじさいです。全国各地にあじさいの名所がありますし、小さい頃から目にしていますので親しみを感じる花ですね。

そんなあじさいですが、日本には約10種類ほどあり、紫陽花全体を表す花言葉と色によって花言葉の意味が違うことを知っていましたか?

あじさいの花言葉について、色別の花言葉と、結婚式に贈るのにふさわしい色のあじさいを紹介します。

あじさいの花言葉

あじさいの花言葉について説明しますが、色と関係なく花全体のイメージから生まれた花言葉があります。

あじさいは咲くとき花が集まっているところから「家族団らん」という花言葉が付けられました。

今ではあじさいを結婚式に使うことは主流になっていますが、少し前まではあじさいは結婚式に使う花としてはタブーでした。その理由ですが、あじさいの花言葉には「移り気」といった浮気を連想させる意味もあったからです。

時代が変わり、あじさいのマイナスイメージも薄れ、プラスイメージが強調されるようになりましたので、結婚式にあじさいが使われるようになりました。あじさいを結婚式で使うのはタブーだと思っている方もまだいらっしゃいますので、あじさいのプラスイメージの花言葉をきちんと伝えておけば、快く祝福してくださるでしょう。

あじさい色別の花言葉

あじさいは様々な色の花を咲かせますが、咲き始めは白色をしています。あじさいの色は土のphの影響を受けるので、日本は酸性が強いので青色になりやすく、フランスではアルカリ性が強いので赤やピンクがかった色になりやすくなります。

青色のあじさい

あじさい 青

日本ではいちばんなじみ深い青色のあじさいの花言葉は「忍耐強い愛」です。青は清らかなイメージがありますので、結婚式を迎える新郎新婦にふさわしいですし、これからお嫁さんが旦那さんを支えていく想いを表すのに最適な花言葉となります。

ピンクのあじさい

あじさい ピンク

ヨーロッパで主流となるピンクのあじさいの花言葉は「元気な女性」です。これから続く結婚生活をしあわせなものとするためには、どんなときでも元気で健康であることがたいせつです。ピンクのあじさいは結婚式をより明るく華やかに演出してくれます。

白のあじさい

あじさい 白

あじさいの咲き始めたときの色である白のあじさいの花言葉は「寛容」です。純白なウエディングドレスのように白は結婚式でよく使われる色です。つらいことがあっても寛容な心で包み込んで、素敵な結婚生活を迎える新郎新婦へのエールとなります。

結婚式で使う花というものは、結婚という新たな人生を迎える新郎新婦の想いを形にして伝える大切な役割があります。

あじさいの色それぞれの花言葉をきちんと理解して、新郎新婦の想いに合いました色のあじさいを選んでください。

素敵な結婚式になることを、心から願っています。