チューリップは色とりどりの花を咲かせる女性や幅広い年代に人気でおなじみの花です。冬の寒さが終わりチューリップが花を咲かせるのを見ると、春が来たことを心から実感される方も多いのではないでしょうか。様々な色のチューリップが重なり合う光景は心を明るくさせてくれます。
そんな私たちを楽しませてくれるチューリップですが、色によってそれぞれ違う花言葉を持っていることをご存じですか？
女性へのプレゼントにも人気ですから、自分の想いが伝わるよう、想いに合わせたチューリップを贈るのはとても素敵ですし喜ばれます。
それでは、チューリップの花言葉を色別に紹介しますので、伝えたい想いに合ったチューリップをさがしてください。
チューリップ共通の花言葉
チューリップの花言葉は色別に違いますが、共通しているのは「愛」です。
その由来はチューリップの国オランダの逸話にあります。3人の騎士から求愛されたひとりの少女がいました。騎士たちは家宝を少女に贈りましたが、たいせつなものを贈られたので少女は騎士たちの想いを考えると、だれも断ることができませんでした。悩んだ末、花の女神「フローラ」に頼みを聞き入れてもらい、花に姿を変えました。
その花こそチューリップだったのです。
チューリップ色別の花言葉
赤
赤はまさに情熱の色ですし、愛をイメージさせますよね。赤色のチューリップの花言葉は「愛の告白」です。
自分の想いを伝えるために最もふさわしい花言葉ですね。言葉だけでなく「情熱の赤」ですから熱い気持ちを伝えることもできます。視覚的にインパクトが強い赤ですから、数本贈るだけでも相手の印象に残るのはまちがいありません。
ピンク
可憐なチューリップの花を咲かせるピンクのチューリップの花言葉は「愛が生まれた日」「誠実なる愛」「恋するお年ごろ」です。
赤より色が薄いピンクですから「愛のはじまり」をイメージさせたのかもしれませんね。清らかで初々しい雰囲気が伝わってきます。ピンクは他の色と組み合わせますと一段と映えますから、女性のプレゼントとしても喜ばれます。
黄色
明るく春のイメージを感じさせる黄色のチューリップの花言葉は「かなわぬ恋」「正直」です。
明るい色とは対称的に悲しい花言葉ですね。サッカーにはイエローカードがありますが、同じように「この恋はあきらめなさい」という警告の意味があるのでしょうか？
紫
どことなくミステリアスで上品な大人の雰囲気を漂わせる紫のチューリップの花言葉は「永遠の愛」です。
付き合っている期間が長かいカップルや結婚記念日を迎えるときのプレゼントに「愛を再確認」する意味を込めて、紫のチューリップを贈るのは素敵ですね。
白
何ものにも染まっておらず、純粋無垢なイメージの白のチューリップの花言葉は「失恋」「あたらしい愛」です。
悲しい花言葉でもありますが、白はすべてを新しくスタートする「あたらしい愛」という意味もありますので、「失恋」をきれいにきっぱり忘れて、あたらしい恋をはじめる人を勇気づけてくれますね。
斑入り
単色だけではなく様々な色が混ざったチューリップがありますが、そんな斑入りのチューリップの花言葉は「疑惑の愛」です。
様々な色に染まるということは、どこか心移りが激しいイメージを与えるのかもしれませんね。
以上のように色別にチューリップの花言葉を紹介しましたが、贈りたいチューリップはありましたか？花言葉を知って花を贈るということは、これだけで心配りができるということになります。
想いにふさわしい素敵なチューリップを贈ってあげてくださいね。
