新境川は岐阜県各務原市を流れ、正式名称は「境川放水路」です。春になりますと新境川両岸5kmにわたり1200本もの桜が満開の花を咲かせ、毎年たくさんのお花見客で賑わう日本のさくらの名所100選にも選ばれた桜の名所です。
新境川堤のさくらは地元出身の人気歌舞伎役者だった市川百十朗が水路完成を記念し1200本の桜を植樹しとことから「百十朗桜」とも呼ばれています。
この新境川堤の桜の開花・見ごろなど、お花見をより楽しむための情報を紹介します。
新境川堤の桜の開花・見ごろ
新境川堤は例年ですと桜の開花は3月下旬、満開は4月初旬で、見ごろは3月下旬から4月上旬です。桜の見ごろ時期に合わせて新境川堤桜まつりが開催されます。開花は暖冬ですと早まりますので、お花見前に開花状況をご確認ください。
新境川堤の桜の見どころ
新境川堤の桜が開花しますと多くの屋台が出店されます。両岸にビニールシートを敷いてお花見ができるようになっていますので、食べものを持ち寄り好きなポイントに腰掛けて桜を楽しむ光景がたくさん見られます。
また桜観覧船が運行しますので、水上から満開の花を美しく咲かしている両岸の桜を楽しむこともできます。水面に向かい広げる枝から咲く桜はまるでアーチのようで、その下から眺める桜はいつもとは違う美しさを楽しむことができます。
新境川堤のすぐ近くには名鉄線が走っていますので、桜の中を電車が通る光景を観られます。名鉄電車は赤いので桜との組み合わせは、とても絵になります。
他にも航空自衛隊岐阜基地があり、桜のはるか頭上を大空高く舞い上がる航空機を観ることもできます。
桜並木には桜と季節を合わせるように菜の花も咲かせていますので、桜と菜の花のコントラストも同じく楽しむことができますの、様々な光景を見られる春の一日となります。
新境川堤 アクセス 駐車場
電車
名鉄各務原線・市民公園前駅を下車 徒歩約1分
JR那加駅を下車 徒歩約10分
車
東海北陸道・岐阜各務原IC下車後 国道21号経由 約10分
駐車場
新境川堤の桜並木に臨時駐車場が土日限定で設置されます。周辺には有料駐車場もありますが、お花見シーズンはたいへん混雑しますし周辺も渋滞します。
名鉄「市民公園前駅」から徒歩1分とアクセスはたいへん良好ですので、公共交通機関を利用しましょう。
新境川堤のお花見では様々な姿を見せてくれます。桜の開花に合わせてライトアップが実施されますので夜桜も楽しむことができます。両岸にぼんぼりがが灯り、昼間とは違う表情を見せる桜を楽しむことができます。
新境川堤でのお花見を存分にお楽しみください。
