洗顔しない

石鹸を使ってきちんと洗顔することが、美肌のために必要であることは当たり前のことだと思っていたのですが、美容研究家や芸能人が「洗顔しない」美容法を推奨しているのを聞いて「本当に洗顔しない方がいいのか?」と疑問や不安に感じてしまうのではないでしょうか。

そこで今回は、「洗顔しない」メリットと、正しい洗顔の仕方について説明をします。

洗顔しない理由

洗顔しない

「洗顔しない」という意味を正しく理解していないと、お肌にダメージを与えてしまいます。

「洗顔しない」というのはどういうことなのか、それは「石鹸や洗顔フォームを使わずに、水だけで顔を洗えばいい」ということです。まったく顔を洗わないということではありません。

なぜ水だけで洗顔するのが良い理由は

・お肌の刺激が少ない
・古い角質を適度に落とせる
・化粧水や乳液が浸透しやすくなる

洗顔フォームや石鹸は洗浄力が高いため、お肌に必要な脂分や微生物までも落としてしまい、肌への刺激も強くなることもあるため、かえってお肌にダメージを与えてしまうこともあるのです。

夜は1日に溜まった老廃物や汚れ、メイク落としをするために洗顔料を使った方が良いのですが、朝はお肌はあまり汚れていない状態ですので、朝は水だけの洗顔で十分なのです。

朝でもしっかり洗顔しないと気になるのでしたら、低刺激性でお肌にやさしい洗顔フォームや石鹸を使いましょう。

個人差によって洗顔フォームや石鹸を使いましょう

「洗顔しない」方法はだれでも最適とは言えません。皮脂分泌を多い肌質の方でしたら、水だけでは皮脂をしっかり落とすことができないので、朝の洗顔も洗顔フォームや石鹸をつけてしっかり洗う方が良いです。

肌質の差が個人によってあります。そのときどきの肌質に応じて臨機応変に洗顔の仕方を変えるのが、お肌のために必要なこととなります。

正しい洗顔の仕方

洗顔の仕方がまちがっていますと、水だけであろうが洗顔フォームを使おうが、お肌にダメージを与えてしまいますので、しっかり基本をマスターすることを心掛けましょう。

1.ぬるま湯で洗う

熱すぎたり冷えすぎたりする温度ですと肌への刺激となります。温度は30~36度くらいの体温と同じか少し低いくらいのぬるま湯を使いましょう。

2.お肌にやさしく洗う

バシャバシャと顔を強く洗っては肌への刺激が強くなってしまいます。顔に水を掛けるときは、そっと顔を撫でるようにやさしく洗いましょう。よごれを落とすために20回くらい顔を洗うのが最適な回数となります。

3.タオルでゴシゴシと拭かない

タオルで顔をついついゴシゴシ拭きたくなるかもしれませんが、これも肌を傷める原因となりますので、軽くタオルを肌に触れる程度で十分ですので、お肌をやさしく労ってあげましょう。

洗顔 タオル

お肌の状態はそれぞれ違いがありますので、自分の肌の状態にあった洗顔をすることがで美肌への近道となります。

正しい洗顔を続けることで、理想の美肌を手に入れられることを願っています。