小田原城あじさい花菖蒲まつり

小田原城東堀には花菖蒲園があり6月になりますと、約6000株の花菖蒲と同じ時期に約2100株のあじさいが競い合うように美しい花々を咲かせます。

開花に合わせて小田原城あじさい花菖蒲まつりが開催され、初夏の風物詩である花菖蒲とあじさいを見るために小田原城へとたくさんの見物客が訪れにぎわいを見せます。小田原城を背景に花菖蒲とあじさいを鑑賞できる絶好のロケーションでは、初夏の陽気がさらに彩りあふれる一日となります。

それでは小田原城あじさい花菖蒲まつりの日程と見どころや開花状況、小田原城へのアクセスと駐車場情報を紹介します。

小田原城あじさい花菖蒲まつり2016日程

開催日:6月4日(土)~6月26日(日)(変更の場合あり)
会場:小田原城東堀(花菖蒲園)

あじさい花菖蒲の開花状況

小田原城址公園のあじさいの開花は5月下旬から咲き始め、6月上旬から二分咲きとなり6月中旬から7月初旬が見ごろを迎えます。

花菖蒲の開花は6月初旬から咲き始め、6月上旬から中旬に見ごろを迎えますので、あじさいと比べて見ごろ時期が短くなります。

あじさいと花菖蒲ともども見ごろの満開の花々を楽しむことができるのは6月11日(土)~6月22日(水)ごろになりますので、週末となる6月11日・6月12日と6月18日・6月19日の週末が多くの見物客が訪れると予想されます。

小田原城あじさい花菖蒲まつり見どころ

あじさいの見どころ

小田原城あじさい花菖蒲まつり

花菖蒲園の斜面に沿って一面を覆いつくす様にあじさいが色とりどりの美しい花々を咲かせます。あじさいは土壌の酸性度が強ければ青味が、アルカリ性が強ければ赤味が強くなるのですが、小田原城東堀のあじさいは、自然の状態とは思えないほど、赤ピンク白や紫など様々な色合いが混在し、その色彩やかな光景は言葉に言い尽くせないほどの見応えです。

花菖蒲の見どころ

小田原城あじさい花菖蒲まつり

あじさいに比べると丈が短く地味な印象を与える花菖蒲ですが、あじさいに負けず劣らず色とりどりの美しい花々を咲かせます。花菖蒲の美しさを演出するかのように斜面のあじさいや朱塗りの常盤橋と常盤木門の白壁が初夏の光景に彩りを添えます。

ライトアップ

小田原城あじさい花菖蒲まつりまつり期間中は19~20時までライトアップが実施されます。ライトアップされたあじさい花菖蒲は昼間とは違った表情を魅せてくれます。暗闇に浮かび上がる花々は幻想的な艶やかさを魅せ、昼間は地味な印象だった白のあじさいは、光に透かされ輝きに満ちた表情を楽しませてくれます。

小田原城あじさい花菖蒲まつり アクセス 駐車場

電車

JR東海道本線/小田急電鉄/箱根登山鉄道/伊豆箱根鉄道・小田原駅東口 徒歩10分

小田原厚木道路・荻窪IC 約10分
西湘バイパス・小田原IC 約5分
東名高速道路・大井松田IC約40分

駐車場

小田原城址公園園内には駐車場がありません。車での移動の場合は小田原駅周辺の駐車場を利用するか、公共交通機関を利用しましょう。

小田原城は大河ドラマ『真田丸』に登場する難攻不落の城として北条氏の本拠地でした。その時代から残る石垣とあじさいに花菖蒲を観賞しながら、戦国時代に思いを馳せるのも楽しいですね。

初夏の小田原であじさい花菖蒲をお楽しみください。