ネクタイの結び方

スーツの襟元は第一印象を決める大きなポイントです。ネクタイの結び方をきれいにすることは、就活や面接でとても重要なことになります。ネクタイをきれいに結めばスーツが引き立て好印象を与えます。もしネクタイが歪んでいたら、面接官や取引相手にだらしない印象を与えかねません。

そのようなことにならないために、ネクタイの結び方で基本パターン4種類を紹介します。ネクタイの結び方は数ありますが、基本パターンを知っておけば応用が利きますので、まずは以下の4種類をマスターしましょう。

ネクタイの結び方4種類の基本パターン

基本的なネクタイの結び方はこちらの4種類です。

プレーンノット

プレーンノット

最も一般的なネクタイの結び方で、一番見ることが多いのもプレーンノットです。

幅広のネクタイやシャツの襟に相性がよく、身長の高い男性に最も適して結び方になります。結び目は小さく控え目で、すこし縦長な円錐形でシンプルに形が決まります。

手軽な結び方ですが、一重結びのため緩みやすいのが欠点となります。

ダブルノット

ダブルノット

プレーンノットをさらに一巻きするのがダブルノットです。

生地が薄いネクタイでもボリュームを上げたいときにダブルノットですと調節できますから、とても便利な結び方です。結び目はプレーンノットに比べてボリュームがある円錐形になり、おしゃれに魅せることもできます。

幅広のネクタイには結び目が大きくボリュームが出過ぎてしまうため合わない場合があります。

ウィンザーノット

ウィンザーノット

プレーンノットやダブルノットよりも難しい結び方ですが、結婚式や冠婚葬祭などフォーマルな場面で使われることが多いのが特徴です。

ネクタイが短くなりすぎてしまうため、調整がむずかしいですが、しっかりと締まりがありますので型崩れしにくく、長時間きれいな結び目を保つことができます。結び目はしっかりと大きめに仕上がりますので、ワイドスプレッドのシャツに似合います。

厚手のネクタイでは結び目が大きくなりすぎるので、薄手のネクタイを選びましょう。

セミウィンザーノット

セミウィンザーノット

ウィンザーノットより一巻き少ない結び方で、結び目も綺麗な正三角形になります。

ウィンザーノットが難しいけど、フォーマルな場にふさわしいネクタイに結びたい方におすすめです。

どんなタイプのシャツに合いますので、最も様々な場面で利用できますが、厚手のネクタイでは結び目が大き過ぎたり長さが短くなりますので調節が必要になります。

ディンプル

ディンプル

ネクタイの結び方にワンポイントつけて、綺麗なディンプルを作れば、さらに好印象を与えることができます。

ディンプルが綺麗に決まるか決まらないで、顔の締まりが変わって見えることがありますから、かなり重要なポイントになります。ディンプルが上手くできたらネクタイもワンランク高級に見えますから、ネクタイの基本的な結び方と合わせて、ディンプルもマスターしておきましょう。

ネクタイをきれいに結べれば、就活や面接で好印象を与えられますし、社会人になってからも使えます。身だしなみを整えることは社会人として最低限のマナーですから、基本となるネクタイの結び方を慣れるまで練習して、しっかりマスターしてください。