久喜提灯祭り

埼玉県久喜市で毎年7月に開催される久喜提灯まつりは200年以上の歴史を誇り、地元の人から「天王様」という別名で今なお愛され続けている八雲神社の例大祭です。

久喜提灯まつりの光景は、昼は歴史上の人物をモチーフとして人形や彫刻などに飾り付けをした人形山車が、夜は約500個の提灯に灯りが点る提燈山車として組み替えられ、一台の山車が昼と夜とで違ったふたつの姿を見せます。

それでは、久喜提灯まつりの日程と見どころ、アクセス駐車場情報を紹介します。

久喜提灯まつり2016日程

開催日:7月12日(火)~7月18日(月)

山車が曳き出されるのは初日の7月12日(火)と最終日の7月18日(月)です。久喜提灯祭り スケジュール

久喜提灯まつり見どころ楽しみ方

久喜提灯まつりでは7台の山車が久喜の街に曳き出されます。山車の内部にお囃子の演奏者が乗り込み軽妙なテンポでお囃子を鳴り響かせ、お祭りムードをさらに盛り上げ活気づけます。

昼の山車は人形山車となり、素戔嗚尊(スサノオノミコト)や織田信長など歴史上の人物をモチーフとした人形を乗せ、約2時間半かけて整然と隊列を組み厳かに巡行します。

久喜提灯祭り 人形山車

山車は夜になりますとその姿をがらりと変えます。約500個の提灯に灯り提燈山車となります。その姿は関東一の提燈祭りと讃えられ、夜の提燈山車の曳き廻しが久喜提灯まつり最大の見どころとなります。クライマックスを迎えるのが12日と18日の夜9時から10時にかけて行われる山車のぶつけあいです。

久喜提灯祭り 山車

久喜提灯まつりは別名「けんか祭り」と呼ばれるほど、勇ましい山車のぶつかり合いが見物客の面前で繰り広げられます。提燈山車が久喜駅近くに集結すると、祭り囃子の軽妙なリズムに乗せられて山車同士が勢いをつけ正面同士でぶつけあいます。ぶつかった衝撃はろうそくの火が提燈に燃え移ってしまうほどです。

暗闇の中で提灯の灯りに灯され激しくぶつかり合う山車同士の迫力に度肝を抜かれることでしょう。

久喜提灯祭り アクセス 駐車場

電車

JR宇都宮線/東武伊勢崎線・久喜駅西口出口すぐ

東北自動車道・久喜IC 10分

駐車場

久喜提灯祭り期間中に無料駐車場が2ヶ所設けられます。駐車場から久喜駅まで徒歩15分程の距離となります。

久喜市役所付近駐車場
旧トイザらス駐車場

久喜提灯祭り 交通規制

祭り期間中は久喜市内全域で交通規制が行われ、交通規制外でも山車が曳行され車両通行禁止となります。交通規制のため駐車場まで渋滞となりますので、車を利用の際は早い時間での移動か、公共交通機関を利用しましょう。

久喜提灯祭り 交通規制

久喜提灯祭りでは山車が昼と夜とでガラリと様変わりしますので、昼夜とではちがったお祭りの雰囲気を楽しめるのが醍醐味です。昼は粛々と厳かに、夜は激しくぶつかり合う山車の迫力を久喜の街でお楽しみください。