兼六園 桜

兼六園は水戸「偕楽園」岡山「後楽園」と並ぶ日本三名園として名高く国の特別名勝にも指定され、四季折々の自然を楽しめ毎年200万人以上の観客が訪れる北陸で一の観光地です。

北陸新幹線開通でさらに観光客が増えている兼六園ですが、桜の季節となりますと園内の約420本ものソメイヨシノや彼岸桜が美しい花を満開に咲かせます。春の季節の兼六園でしか観られない銘木の桜もありますので、桜開花期間中は約40万人以上の観光客が訪れます。

今回は兼六園の桜の開花見ごろの時期や見どころを調べましたので、お花見の参考になりますと幸いです。

兼六園の桜の開花見ごろ時期

兼六園の桜の開花はその年の天候に左右されますが、例年ですと開花は4月初旬満開は4月上旬頃となります。見ごろは4月上旬から4月中旬になります。今年は暖冬ですので桜開花が例年より速まるかもしれませんので、お花見前に開花状況をご確認ください。

兼六園の桜の見どころ紹介

出典 http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/new/download/sozai/jpg/sakura3.JPG

兼六園でしか観られない桜に「兼六園菊桜」があります。特徴は菊桜の花びらの多さです。通常の菊桜の花びらの数は100~200枚なのですが、「兼六園菊桜」は300枚以上もあります。「兼六園菊桜」にはさらに特徴がありまして、開花から散るまでのあいだに3度も花びらの色を変えます。桜の色はたんだん薄くなっていき、蕾は濃いピンク、開花すると薄いピンク、散るときには白に変わります。桜の命のように色を変えていく「兼六園菊桜」は人生そのものですね。

兼六園熊谷

もうひとつ兼六園でしか観られない桜は「兼六園熊谷」です。「兼六園菊桜」と同じく千歳橋たもとにあり、斜め向かい合うように桜の花を咲かせます。満開になると牡丹のようになることから牡丹桜とも呼ばれ愛されています。

兼六園の無料開園2016年は?

兼六園では桜や紅葉など見ごろの時期に無料開放をしています。2015年は4月4日〜12日の9日間、午前7時から午後9時30分の無料開園でした。2016年の無料開放期間はまだ発表されていませんが、3月末に発表されます。兼六園の無料開園は桜の開花に合わせて開園されますので、お花見シーズンに兼六園の桜を存分に楽しむことができます。

兼六園の夜桜

兼六園 夜桜

桜の開花に合わせライトアップ実施されます。ライトアップも入園料が無料ですので、兼六園の夜桜もおなじく楽しむことができます。夜桜のライトアップ期間は午後9時30分まで開園しています。夜桜では桜の怪しいまでの美しさを満喫できますので、ぜひ昼間の桜とくらべていただきたいです。ライトアップで浮かび上がる夜桜は桜の美しさをより引き立てます。

兼六園 アクセス 駐車場

電車

JR・金沢駅を下車
北陸鉄道バス立野方面行きに乗車
兼六園下を下車 徒歩約5分

北陸道・金沢西ICもしくは金沢東ICを下車 県道25号経由 約30分
駐車場
有料駐車場 554台収容

無料開園期間中はたいへん混雑しますし、周辺も渋滞しますので、公共交通機関を利用しましょう。

兼六園

兼六園は11万㎡もの広大な敷地に高貴で品格ある桜を咲かせます。お花見シーズンには無料開園されますし、北陸新幹線開通でさらに便利になった金沢観光とともに、兼六園の桜をぜひおたのしみください。