片栗粉

片栗粉はお料理にトロみをつけるのになにかと重宝しますから、わが家では欠かせない食材なのですが、困ってしまうのは保存方法です。

よく使うのでキッチンの取りやすいところに置いていたのですが、気をつけていないと粉ダニが発生してしまいます。カビを防ぐにはどんな保存方法がいいのか調べてみましたので、今回は片栗粉の保存方法について紹介します。

粉ダニの危険性

粉ダニが発生していることをわからずに食べてしまいアレルギー症状やアナフィラキシーショックを起こしてしまった人が世界的に相次いでいます。

このような症状が起きるのはダニアレルギーの人ですが、自覚症状がなくても抗体を持っていることもありますので、今までダニに対してアレルギー症状が出ていなくても症状を起こすこともありますので気をつけましょう。

アレルギー症状はぜんそく、じんましん、下痢、嘔吐などの症状が食後すぐに出る場合や6時間後くらいに症状が出てくる場合がありますので、食後直後ではなく時間が経ってから症状が出たときは、原因はなにかわかりづらくなりますので注意してください。

加熱してもダニの危険は消えない

粉ダニ

ダニは加熱したら死滅するから大丈夫だと思っている方がいるかもしれませんが、それはまちがいです。ダニアレルゲンというものは熱に強いものもありますし、ダニの糞や死骸がアレルゲンの原因となりますので、いくら加熱しても危険が消えることはありいません。

粉ダニを防いで片栗粉を保存する方法

粉ダニは気温が低く乾燥した場所では活動できないので、開封後密閉し冷蔵庫に入れて、常温保存は避けましょう

片栗粉 保存 冷蔵庫

冷蔵庫に保存することで直射日光と湿気から片栗粉を守ることができます。粉ものは他の食品や食材のにおいが付きやすいですので、ふた付きの密閉容器などでしっかり密閉し、においが移らないようにしましょう。

カビを防いで長期保存したい場合は冷凍庫に片栗粉を保存します。片栗粉は一旦封を開けてしまいますとカビが発生しやすくなってしまいます。封を開けた片栗粉は小分けにして密閉容器や密閉ビニールに入れて冷凍庫に保存しましょう。片栗粉などの粉ものは凍ってしまうことはありません。

片栗粉を保存する容器はタッパーが使いやすいですし、冷蔵庫や冷凍庫の保存に適しています。

片栗粉は台所に密閉しない状態で置いておきますと、水気の多い場所なのでカビが発生したり傷みやすくなってしまいます。片栗粉の袋を輪ゴムでしばっておくだけということが多いかもしれませんが、粉カビを発生させないためにしっかり密閉して冷蔵庫に保存しましょう。