赤ちゃん 授乳

生まれたばかりで新生児のときの授乳間隔に不安を持っているママさんがたくさんいます。お医者さんから「3時間で飲ませるように」と指導を受けたけれど、赤ちゃんはいちど寝てしまったら4・5時間は目を覚まさないことが多いですので、そんなときには

・起こしてでも授乳すべきなのか?
・授乳しないと水分不足にならないか?
・栄養不足にならないか?

なにかと心配なことが多いことでしょう。

そこで今回は新生児の授乳の間隔について、くわしく説明します。

授乳の間隔が長くなってしまったら?

お医者さんから新生児は3時間の間隔で授乳するよう指導を受けるのが一般的です。しかし、寝入ってしまったら赤ちゃんは3時間で起きてくれないときもあります。こんな場合でも授乳せずに寝かしたままでもいいのでしょうか?

答えは、寝かしたままでも大丈夫です

赤ちゃんにとって授乳することはとても体力を使う大仕事となります。飲みながら疲れて寝てしまうことがよくありますよね?もし、無理に起こしてまで飲ませることを続けると、赤ちゃん自身が飲みたいという意思表示を示さなくなってしまいます。

きちんと一日の授乳量をしっかり飲ませることが出来れば、間隔が多少ずれたり開いてしまっても、赤ちゃんの健康上に問題はありません。

それでも栄養はきちんと摂れるのか心配なお母さんもいらっしゃるでしょうから、続いて授乳における栄養について説明します。

授乳の間隔が開いたら栄養不足になるのか?

赤ちゃん ママ

栄養不足かどうかは一日の総授乳量が足りているかの問題になりますが、赤ちゃんはお腹が空いたり栄養不足なっていたりするときは、泣いたり愚図ったりすることで意思表示を示しますので、こんなときは寝てくれないものです。

実際に新生児の赤ちゃんの世話をしていてわかりますが、赤ちゃんが母乳を欲しがるときは1~2時間くらいの短時間で起きます。起きたときに授乳すると赤ちゃんは3時間以上しっかりと寝てくれます。

赤ちゃんも大人と同じく「お腹が空くと眠れなくなる」体質ですので、起きているときに適量の母乳やミルクをあげれば、それでいいのです

もし授乳の量が心配でしたら、うんちやおしっこの量を目安にしましょう。授乳の間隔が開いてしまっても、普段通りの排出量でしたら心配はありません。

もし排出量が少なくて、元気がなかったり顔色が悪いなどの症状が見られるときは、赤ちゃんの健康上に問題が起きているかもしれませんので、主治医に相談してください。

うんちやおしっこは赤ちゃんの健康状態のサインとなりますので、注意深く見守りましょう。

赤ちゃん 授乳

赤ちゃんのことになりますと心配事ばかりが増えてしまうかもしれませんが、赤ちゃんが元気で母乳も順調にできているのであれば心配しすぎることはありません。お母さんのストレスは授乳に影響しますし、赤ちゃんが寝られるときに寝て、お腹が空いたときに母乳を飲むというサイクルが最も赤ちゃんにとって健康的です。

そして授乳は赤ちゃんとのたいせつなコミュニケーションですから、その時間をたいせつにしてください。