千鳥ヶ淵 桜

都内でも有数の桜名所である千鳥ケ淵公園。皇居堀まわりを取り囲む桜を見るために、お花見シーズンになると毎年多くの見物客が押し寄せ人気を集めます。その数は100万人と言いますから人気のすごさがわかりますね。

千鳥ケ淵公園の桜の数は約260本と他の桜名所と比べると見劣りする数と思われるかもしれませんね。でも千鳥ケ淵公園が桜名所なのは桜の数では語れない美しさがあるからなのです。

今回は千鳥ケ淵公園の桜の魅力を紹介するために、見ごろ見どころさらに夜桜情報をお届けします。

千鳥ケ淵公園の開花時期

千鳥ヶ淵 桜

千鳥ケ淵公園の開花は例年3月下旬満開は4月上旬です暖冬の年ですと4月を迎える前に満開になることもありますので、お花見前に開花状況をチェックしておきましょう。

千鳥ケ淵公園の桜の見どころ

千鳥ケ淵公園の桜の人気の秘密は本数ではなく千鳥ヶ淵独特の形状に特徴があります。

皇居のお堀まわりを囲むように桜が植樹され、満開になりますと、枝にあふれんばかりの桜の花を咲かせ水面に垂れる風景は、春の風情や趣をより一層漂わせます。

千鳥ケ淵公園の夜桜

桜の開花にあわせて「千代田のさくらまつり」が開催されます。2015年は3月27日から10日間の開催でした。

千鳥ヶ淵 夜桜

まつり期間中は「千鳥ヶ淵緑道」の桜がライトアップされます。ライトアップは日没後から午後10時まで夜桜を楽しむことができます。頭上をに被さんばかりの見事な桜の天井とお堀の対岸に霞む広大な桜の景色に魅了され、いつまで見ていても見飽きることはありません。空を見上げると一面の桜の隙間から月が見える風景は、時の流れを忘れさせる風景となるでしょう。

千鳥ヶ淵 夜桜 ボート

千鳥ヶ淵ボート場でもまつり期間中は夜間特別営業も実施されます。日中に桜の木の下をボートから眺めるのは絶景ですが、夜桜は日中とはまた違った姿を見せ、幽玄で幻想的な桜を心ゆくまで楽しむことができますよ。

千鳥ケ淵公園へのアクセス 駐車場

電車

東京メトロ東西線/半蔵門線・九段下駅 徒歩5分
都営新宿線・九段下駅 徒歩5分

駐車場

公園内には駐車場はありません。公園周辺には多数有料駐車場がありますが、お花見シーズンは大変混み合い渋滞しますので公共交通機関を利用しましょう。
千鳥ケ淵公園

千鳥ケ淵周辺は桜の名所が数多く、お花見シーズンには多くの人が押し寄せたいへんなにぎわいになりますが、それだけ見る価値があるすばらしい桜ということですね。一年のうちにわずかな時間しか花を咲かすことができない美しい桜を、今年は千鳥ヶ淵公園で楽しまれてみてはいかがですか?