赤ちゃん ミルク

赤ちゃんが生まれたからのお母さんは、やることすべてがはじめてのことばかりと言ってもオーバーではないくらい、わからないことだらけではないでしょうか。

そのなかでもお母さんのたいせつな仕事である赤ちゃんにミルクを飲ませることも、そのなかのひとつになることでしょう。

赤ちゃんがきちんとミルクを飲んでくれればいいのですが、いつもむせてしまうようですと「もしかして病気なのでは?」と心配になってしまいますよね。

そんな悩み多きお母さんのために、赤ちゃんがミルクを飲むとむせてしまう原因と、むせないで飲めるようになるコツを紹介します。

ミルクを飲むとどうしてむせるの?

「むせる」という症状が起きるのは、口に入ったものが気管支に入らないよう、それを防ぐための自然な反応です。

赤ちゃんは喉や舌をまだ上手に使うことができませんので、食べものや飲みものが気管支に誤飲してしまうことが多いので、食べものや飲みものを戻すために、むせるのです。

ミルクをむせないで飲めるようになるコツ

哺乳瓶 ミルク

ほ乳瓶の乳首の素材

ほ乳瓶の乳首の素材がシリコンで固めのものですと、赤ちゃんにとって飲みにくいですから、大きく口を開けることになるため、むせることがあります。

反対に素材がゴムで柔らかすぎるものだと、ミルクを飲んでいるうちにぺちゃんこになり、うまく飲めずむせてしまいます。

赤ちゃんがどの素材が合っているのか、ミルクを飲んでいるときにしっかり観察して、それぞれの赤ちゃんに合った素材をみつけましょう。

ほ乳瓶の乳首のサイズ

素材と同様にサイズも合っているかが重要になります。大きすぎても小さぎても赤ちゃんの口に密着しないので余計な空気が口の中に入り込んでしまい、むせる原因となってしまいます。

赤ちゃんの口のサイズは成長とともに変わりますので、そのときどきに合ったサイズの乳首を選びましょう

ほ乳瓶の飲ませ方

ミルクは赤ちゃんの口に水平に近い状態だと空気が入りやすくなります。空気が入りにくくするには、赤ちゃんの顔の位置はやや上向きにして、ほ乳瓶は45度くらいの角度でミルクをあげましょう。口も乳首に密着しやすくなっていますので、赤ちゃんも飲みやすくなります。

赤ちゃんが空腹のときにミルクをあげると、はやく飲みたいという気持ちが先走ってしまうあまり、口が大きく開けすぎてしまうことがあります。その状態ですと口と乳首がきちんろ密着せず、ミルクを飲みながら空気も吸い込んでしまったり、息継ぎがうまくできなくなり、むせます。

この場合はミルクをあげている方の「手の小指」を使って、赤ちゃんの下あごを支えるようにして、大きく口を開けすぎないようにします。

そうすることで赤ちゃんは口を大きく開けなくても、上手にたくさん飲めるようになるとわかりますので、コツをつかみ、むせないでミルクを飲めるようになって行きます。

赤ちゃん ママ 笑顔

ミルクをお母さんが上手に飲ませるようになるために、赤ちゃんが上手に飲めるようになるためには時間が必要ですし、コツもたいせつになります。回数を重ねていけばお母さんと赤ちゃんともども慣れていきます。

今回紹介したコツが参考になりましたら、うれしいです。